寒い上に雪や冷たい雨で作業の選択肢が狭まるこの季節はとにかく鉢の植え替え作業が多くなる。
植替えにともなって挿し木(決してベストではないが)、株分作業も行う。
そのなかで安心して行えるのがミントの株分け作業。根詰まりしやすいミントの植え替えは必須だが、寒さにも強いのでこの時期でも遠慮せずに済むし、根やランナーを整理して、ついでに株分すると春に向けて都合がいい。
ただ今年は少し様子が違う。


一つの鉢から50ぐらいの株分けはできるかなと思って鉢から取り出したジンジャーミント、例年ならばびっしりと鉢の周囲に広がっているランナーが妙に少ない。
コガネムシの被害もないようだが。他の鉢も同様、類似のバナナミントやレモンミントなども似たような傾向だった。もちろん、ものすごく強いアップルミントやケンタッキーカーネルミントなどは例年と全く変わらないが。

夏の極端な暑さが尾を引いていたのだろうか。株に負担をかけ過ぎないよう、少し遠慮気味に株分をすることになった。普段なら、数が取れ過ぎて困るぐらいのことが多いのだが。
とりあえずは植え替えて春を待つことにする。