昨日は、冬前恒例の作業小屋掃除を行なった。
ちょうどこの掃除を行う頃は天気が不安定で、毎年なかなかちょうど良い日に作業ができないのだが、今年はまずまずいいタイミングで行うことができた。
作業小屋の中のものを全て外に出して掃除、また元に戻すだけという作業だが、普段土を混ぜたりすることが多いのでどうしても土埃がところどころに溜まりやすい。
なので年に2回の掃除は欠かせない(もう一回は夏前だ)。半年に一回でも案外ゴミも溜まるし、特にビニールの袋が劣化して破れていたりするのでその入れ替えなども必要だ。
今回はいままでになかったことも発生した。
作業を始める時、スタッフが「上の方にアシナガバチがいるかもしれません」という。先日作業をしていた時、飛び回っていたようだ。
今までこの小屋では巣を作ったのはなかったのでいままであまり気にしていなかったが、もしかしたら巣があるかも・・・と、恐る恐る探していたら、紙の袋の隙間に数十匹が塊になって溜まっていた。時々見かける形態で、巣が作れず(壊された?)冬を迎えるときにこうして過ごしているのを時々見かける。
ただ、この場所は特に冬に我々が使うので、不意に手でも突っ込んだら大変なことになる。実際今回も言われなかったら何の気なしに掴んでいたかもしれない。
幸い、気温が低いので、動いてはいるものの、飛んだりはしないので、そっと紙袋ごと持ち上げて外へ移動した。
安全が確認されてから作業開始。小一時間ほどで、荷物はほぼ外に。中を掃除して、少し休憩を入れ、また荷物を元の位置に戻す。
昼前には作業も完了。これでまた一つ冬への準備が完了した。
作業が終わる頃、気温も高くなって蜂が飛び始めていた。さて、彼らはどこに行くのだろう。