1センチの差

育てている苗を、発売するかどうかの判断は多くの場合根のコンディションで判断する。

地上部がいくら生い茂っていたとしても、根が貧弱な場合はもうしばらく様子を見る。

目視は一番確実だが

その根の状態はもちろんポットから出して目視するのが一番確実だが、これぐらい長く育てているとポットを持った感じで(もちろん種類によっても違うが)、根が広がっているかどうかはほぼわかる。手が持っている精妙な感覚のおかげだろう。

こうして触ると大体わかる

同様に、プラグで使う用土も、湿らせたときに内側までしっかり湿っているかも、ちょっと持ち上げればすぐにわかる。

用度の湿り具合もちょっと持ち上げれば・・・

普段、実店舗で10g単位でドライハーブを袋詰めしていると、秤に乗せたとき、だいたいいいところにいっていることを考えれば水の湿り具合ぐらいはわかって当たり前かもしれない。

読者の方でも思い浮かぶかもしれないが、鉢の土が乾いているかどうか、鉢を持ち上げればわかるという方も多いのではないだろうか。

人間の感覚というのはそれほど正確なのだろう。

さて、以前、荷物を集荷に来られた運送会社のドライバーさんに

「一目見ただけで、箱のサイズがわかるでしょう!」

と尋ねたところ、

「いやー、わかりませんね」

という返事があったので、

「そこは『当然です!!』と応えなきゃ!」

とからかったのだが、真面目なドライバーさんが多いので正直に答えたのかもしれない。

ちなみに、

「センターで受付しているおばちゃんたちはわかると思う」

とのこと。納得である。1センチの差さえ見逃さないに違いない。