色々お疲れ様です

早朝はまだ積もっていない雪だったが、出勤時間前後から降り出して道路にもうっすらと積もるようになった。

ラジオでは今季最強最長寒波とのこと。毎年表現が大袈裟になっていくように聞こえる。油断し過ぎている方への強いメッセージなのだろう。

少年漫画に出てくる敵の強さのようにどんどんレベルアップが必要なのだろうか。次はどんな表現になるのか頭を捻ってみたが思いつかない。どなたが考えるのか知らないが、お疲れ様です。

せっかく注意していただいているのでとりあえずは備えをしっかりしてなるべく外出しないに限る。

幸い、今朝の雪は比較的軽いようで、ビニールハウスの屋根に積もっても割と素直に落ちてくれる。上に乗ったままだとまさに冷蔵庫状態で気分的にも寒くなるのだ。

それでも、屋根のあるところで仕事できることに感謝せねばならない。混雑を避けて遅れて出た出勤途中、雪の中で樹木の剪定や土木作業も行われていた。本当にお疲れ様です。

竹の収穫作業

引き続き、苗の棚(ベンチ)作りが続く。不定形の竹という材料を使うので、材料の必要量は正確にはわからない。

今回全体の1/3程度まで進んで、おおよその必要量が明らかになってきたので、残りの材料の確保作業を行うことにした。

場所はいつもの出雲のとある川沿いの竹藪である。

今シーズンはスタッフのU君も同行。初めての竹切り、竹割作業に励んでくれている。

今日は天気も穏やか。小雪が舞うような日でも、竹の収穫作業をしていると汗ばむぐらいなので今日はむしろ暑いぐらい。汗をかかないようにと気をつけていても汗が滲んできて、一枚、もう一枚と上着を脱ぎながらの作業。

先日までは120cmで切り出していたが、今日はサイズの違う棚用に、150cmも追加して割っていく。30センチ大きくなるだけだが、目の高さぐらいにナタを持ってこないといけないので結構大変だ。

途中、強く割れた竹が勢いよく膝に当たってきて、思わず声が出てしゃがんでしまうほど痛かった。ひどくはないようだが、明日以降に後遺症が出ねば良いのだが。

午後は近くからパン、パンという銃声!?と思ったら、とんどさんが行われていたようだ。先週予定だったのが強風で延期となったとか。今日は最適だろう。

昼食と2度の休憩を挟み、比較的ゆっくり作業を続けたが、夕方までにほぼ予定量を確保できた。

鮮やかな春のグリーン

一月とは思えないような穏やかな日が続く。普段ならどんよりとした曇り空と雨と雪が続く1月なのだが、まるで2月になって春が近くまで見えてきたかのようだ。

それでもまだ周囲は暗い色が大半を占める。と思ったら、不意に鮮やかな色に目が留まった。他の季節なら気がつかないだろうが、ポツンと明るい色があると目がいきやすいのだろう。

近づいてみると鮮やかな色の青虫。ヨトウムシではないだろうか。それにしてもこの時期に、しかもビニールハウスのビニール押さえの紐、地上から1メートルはあるところになぜ?

 

他のシーズンならにっくきヨトウムシ。成敗されても文句は言えないが、この時期にということで慈悲の心が湧いてきて草むらへ逃がしてやった。

昼前、近所の方から、ふきのとうをどっさりいただく。去年もこのぐらいにいただいたような記憶があるが、それでも「もう?」と感じてしまう。鮮やかなグリーンの葉を見ているだけで春を感じる。

夜、ふきのとう味噌を作ったら、奥にしっかり固い蕾ができていた。

熊と一緒に春までお休み

ニュースで、また熊騒動の報道を見た。

現地が今、詳細にはどんな気温なのかまではわかならいが、東北でこの季節も冬眠せずに動いているのかと驚く。

熊は春までお休み中だから、と安心できる冬ではないのだろう。

我々も、冬は病害虫の心配が年間で1番少ない心休まる季節だ。アブラムシなど、いないわけではないが、爆発的に増えるわけでもない。

唯一(?)のと言えるのがナメクジぐらいだろうか。今朝もストロベリーの苗の隅でじっとしているのが見つかった。夜中に這ってここまで辿り着き、朝の冷え込みで動けなくなってしまったような感じ。気温の高い時期ならば、もうとっくに食事を終えてねぐらに戻っていることだろう。

今回は見つけて退散してもらうことができたが、植物も成長スピードが遅いので、小さいうちに食害されるとダメージが大きい。できれば寒い間だけでもおとなしくしてくれると助かるのだが、そちらにはそちらの都合があって食べていく必要があるのだろう。

たまたまかもしれないが、真冬の早朝に見たのは初めてではないだろうか。夜間もそれなりに活動しているとも考えられる。熊と一緒に春までお休みしてくれないだろうか

今後は冬も今まで以上に病害虫に苦労する日が来るのかもしれない。

AIと棚づくり

U君に依頼した棚(育苗ベンチ)づくりが着々と進む。竹の幅もいい感じに調整できている。

パッと見ると間隔がバラバラに見えるが、これが正解。竹を切ったり、割ったりしたことがある人ならわかると思うが、竹は、上から下まで一様の太さでもないし、厚さも違う。特に孟宗竹を使っているので厚さも2センチぐらいから5ミリぐらいまでと幅がある。太さも株元に近いところならゆうに直径20センチを超えるし、先端ならば10センチ以下のところも使わざるを得ない。

工芸品ならともかく、適切な厚さと幅を求めていては竹を何十本も切り出す手間がかかる。一度切った竹はなるべく上から下まで使い切るようにすると厚いところや薄いところ、幅が広いところや狭いところができてしまう。

なので、幅が広かったり厚いパーツを使ったら、その両側は隙間を広げ、逆ならば隙間を狭めて強度を調整していく。

作業の前にその旨を伝えたところ、とてもいい感じで作業を進めてくれている。スピードも日に日に上がってきた。見ていて気持ちが良いほどできていく。今回は作業を全てお願いするつもりでいるのだが、ついつい自分も作業したくなって困る。こういうのをトム・ソーヤー効果とでもいうのだろう。

さて、世間でもAIについての話題が上らない日がないが、スタッフの間でも「AIに挿木ができるだろうか」というような話になる。

今回の竹の棚づくりでも、センサーで厚さと幅、強度を測定、その上で適切な間隔を計算し、配置して固定していくことができればAI搭載のロボットに可能かもしれないが、それを、

「竹の厚さと幅を見て、強そうなところは間開けて、弱そうなところは狭くして打っていってね」

と伝えるだけでできるようになるのはまだまだ先だろう。

しかも、出番が数年に一度の「竹の棚づくり専用ロボット」では割に合わない。なんでもこなせるようでなくては。それこそ、ドラえもんレベルのロボットが必要だ。

もしそんなのができたとしても、四次元ポケットのないドラえもん・・・ん~、やっぱりいらないかな。ドラえもんはAIロボットのハードルを上げてしまっていたのだ。