冬の間、枯れた草や枝を片付けているとき、時々見つかるカマキリの卵鞘だが、この冬は案外少なかった。
見つけると、草に埋もれて押しつぶされたりしないよう、枝ごとビニールハウスの適当なところに置いておくと、暖かくなると次々孵化し始め、あちらこちらで幼虫を見かけるようになるのだが、今年はあまり目にしなかった。
それほど心配はしていなかったが、それでも幼虫を目にすると嬉しいものだ。
ボクサーのように体を左右に揺らしている様子は、成虫と同じ。微笑ましくもある。
カマキリも幼虫のうちはアブラムシや小さいハエを食べてくれるようなので、これからの活躍に期待したい。