急な積雪

今朝は、拍子抜けするほど雪が少なく、スタッフとも「今日は天気予報外したね」と話していたら、どこかに聞こえたのだろうか、みるみる雪が積もりだし、昼前にはどこもかしこも真っ白になってしまった。夜間はともかく、日中にこんなに一気に降るのはちょっと珍しいように思う。

急な積雪に冬の常連、ジョウビタキもビニールハウスに避難してきた。我々を見てあちこちのビニールにぶつかっていくので扉を開け放したのだがそこから出て行くことはなく、結局換気用の窓を開けたらようやく外へ飛び立っていった。

枝が折れることはないと思うが・・・

急な雪でティートゥリーも重たそうに枝をたわませている。気温的にはおそらく影響はないとは思うのだが、枝先の方の葉は茶色くなってしまうかもしれない。

夕方まで降ったり止んだり、風も強い1日となった。

脳の回路

今日も作業をしていると小鳥たちの声がにぎやかだ。

落葉したいろいろな木を行ったり来たり、近づいてみようとしても忙しく飛び回っては逃げるのではっきりとわからないがエナガだろうか。

鳥を声で判断するということがいまだに苦手だ。「聞いたことがある」ぐらいはもちろんわかるのだが、それがどんな種類なのかに結びつかない。

そういえば、店頭のバックヤードで事務仕事をしている時、スタッフとお客様が話をしていても、聞き覚えがある声なのはわかってもそれが誰なのかがわからない。気になって挨拶を兼ねて顔を出す・・・ということがよくある。おそらくそういう脳の回路があまり発達していないのだろう。

小鳥を目にすることが多いここしばらく、双眼鏡を持ってきておこうかなと時々思うのである。仕事は?と言われそうだが。

冬の常連

毎朝のように、ビニールハウスに入ると小鳥の気配がする。

今日も少し奥の方でパタパタと小鳥が飛ぶ気配。そっと近寄ってみると、冬の常連、ジョウビタキのようだ。

ビニールハウスの中でもあまり上の方ではなく、床のあたりをゴソゴソしている。ヒメツルソバの種がいっぱい落ちているのでそれを食べているのだろうか。

警戒心はすごく強くはないようで、なんとかスマホでも撮影できるぐらいのところまでは近づける。

他の小鳥でこの距離では、ほとんど見分けがつかないが、ジョウビタキは特徴のある羽の模様があるので覚えやすい方だ。

我々が入ってきても、慌てて逃げることもなく、戸を開けていても一目散に出て行くこともない。特に悪さをするわけでもないから、放置している。

まあ、せいぜい腹を膨らませてください。

仕事始めとミヤマホオジロ

長いお正月休みも一応終了。今日からぼちぼち始動する。

休みとはいえ、本格的な作業をしないぐらいで片付けや水やりもあったりするので、誰もいなかったのはさて、1日ほどだっただろうか。

自分もなんやかんやで毎日のようにきてはゴソゴソせざるを得なかった。

まあ、それでも一応のけじめとして「今日からお仕事」ということにする。

この頃は、出勤して最初に行うのが休憩所のストーブ着火だ。ところが、ドアを開けるとバタバタと小鳥が飛び立ってビニールにしきりにぶつかり始めた。

またスズメが入ってきたかなと思ったが、なんか違うなという感じがして写真を撮ってみたらミヤマホオジロだった。普段ならスマホで撮ろうと思ってもできないと思うが、今は鳥籠に一緒に入っているような状態だ。怯えて入り口から出ていきそうなのだが、どうもうまくいかずあっちに行ったりこっちに行ったりしている。

しきりに鳴き声をあげて外に訴えかけているようだがもちろん誰も迎えにはきてくれない。

結局、サイドの通気口を外から開けてやったらようやく脱出した模様。

まあ、仕事始めの最初から少しいいことができたかもしれないのでよしとしよう。

ナンエンソウは生えないけれど

今日も畑の裏の山では小鳥たちが大騒ぎ。

何をしているのかと見にいくと、センダンの木に群がっている。どうやらヒヨドリのようだ。黄色くなった実をしきりについばんでいる模様。

上の方がよく実っているのか、安全のためなのか上の方ばかりの実を食べているようだ。

このセンダン普段は他の木々に隠れて全く目立たないが、今頃になると黄色っぽい木の実が目立ってくる。

実には毒性もあるということなのでとても口にする気にはならないが、鳥は大丈夫なのだろうか。ヒヨドリは野菜でもなんでも食べてしまうがきっと胃腸も丈夫なのだろう。食べながらたくさんのフンを落としている。

落語のなかではシャクセンダンの木の下にナンエンソウという草が育つことになっているが、センダンの下もしっかり栄養が行き届いて草も生えやすそうだ。ナンエンソウは生えることはないけれどセンダンの種子がいっぱい芽を出すのではと心配している。