遠くから見つめるのみ

GWの終わり頃から、畑のニオイアヤメが一気に蕾をつけ始め、薄紫色の花を咲かせた。

あまり気温が一気に高くならなかったせいもあるのか、花もちがよく、2週間近く開花している。近くを通ると甘い香りも漂ってくる。

残念なのはその香りをゆっくりと楽しむことができないこと。ガーデンチェアに深々と座って、お茶とお菓子でも楽しみながら・・・なんていうのは夢のまた夢。近くに腰をおろしてゆっくり眺めることさえなかなかできない。

せめて、いい時の姿をと、写真に撮ることができたが、それも作業の隙に思い出したようにようやくできたぐらいだ。

幸い、花は作業台のところから遠目に見える。作業の手を休めて、遠くから見つめるのみ。昨年も、一昨年も、きっと来年もそうなのだろう。

出撃準備

今年はなんとなくナメクジの被害が多い感じがする。皆様の所はどうですか?

スミレの仲間の葉も穴だらけになったし、バジルの新芽もかじられた。そしてなんといっても発芽したばかりのナスビときゅうりが一夜にして消失してしまったのには腹が立った。

そして、今標的になっているのが、ニオイアヤメである。どうやら終った花を目当てに食べに来るようだ。咲いている時もかぐわしい花だからきっと食欲がそそられるのだろう。

開化を終えた花。これだけを食べてくれるのなら良いのだが・・・
開化を終えた花。これだけを食べてくれるのなら良いのだが・・・

終った花を食べに来るぐらいならば目をつむる所だが、ついでに葉までかじって帰られたのではたまらない。それでもと思い、朝早い内にチェックして捕殺するようにしているが次から次へと現れる感じできりがない。

葉に大穴が・・・
葉に大穴が・・・

ところが、夕方様子を見に行ってみると、株元にカエル君がいつの間にかいらっしゃる。ナメクジが出てくる時間にむけて出撃準備か?と思いたい。心なしか目つきも鋭くなっているような・・・?

カエル