雪と地震被害の片付け

※追伸、お見舞いお礼

本日は多くの方からお見舞いのメールをいただきました。おかげさまで大きな被害もなく、通常通りの生活と仕事ができております。ありがとうございました。

 

先日の雪で潰れてしまったローズマリー、ようやく雪が溶けて姿を現した。

今まであまり気にしていなかったが、株元にジャノヒゲがずいぶん繁茂しているし、根元がずいぶん傷んでいる。これはもう株を更新しなさいという意味なのだと捉えることにした。

とりあえずは、今後バッサリ剪定するとして、今日のところは多めに挿木をすることにした。

準備をし始めたところで、強烈な揺れがきた。瞬時に防災のサイレンと緊急地震速報が鳴り響く。こういう時、ビニールハウスの中は案外安心だ。骨格の揺れもむしろ春一番の強風の時の方が大きいぐらいだ。

まずは震源地が気になる。昨日の夕方、気づかないほどの小さな地震があったのだが、まさか今日の震源がこの辺りだとは思わなかった。ネットやラジオの速報で知り、びっくりする。震度5強。

山陰地方はおそらく他の地域に比べると地震は少ない方ではないだろうか。今日の地震も2000年の鳥取県西部地震以来の揺れのように感じた。(今調べると、その時松江市は震度5弱だったというので今日の地震の方が大きいようだ)

見たところ周囲も被害は見られないし、道路も車が走っている。時々余震はあったものの、ニュースなどの情報や連絡を取り合った人たちからの話を聞いても、とんでもない状況ではなさそうで一安心する。

転倒した鉢

ビニールハウスの中は、ところどころで不安定なところに置いていた鉢が倒れたり落ちたりしていた。

落下したセイジの鉢

 

幸い、数はそれほど多くなく、ついでに植え替えたり、先ほどのローズマリーと一緒についでに挿木をしたりした。

ついでに植え替え

昼、一旦自宅に戻ったが、「こういうところに置いてはいけません」というものがしっかり落下していた。もう少し本気で地震対策をせねばと思わせる年明けとなった。

雪の中のメンテナンス

元旦、夜から降雪の予報が出ていたので、元旦にも関わらず、対策にハウスに出かけた。昨年は雪対策なしで過ごせたのだが、今回はちょっと気になったということもある。

その夜はそれほどでもなかったが、二日の日中は雪が降り続き、米子道も、松江尾道線の山陰側の一部も通行止めとなった。周辺の道路もそれなりに走る車があるので、出かけるには支障はなかったが、こんな時にフラフラと出かけても面倒なことに巻き込まれるのがオチなのでおとなしく自宅でのんびり過ごした。

それでも三日は一応雪の様子を見に出かけることにした。ハウスの周囲は車が通った跡もわずか。犬の散歩の足跡だけが残っていた。

屋根からの雪で多そうに見えるが心配するほどではなかった

雪は、思った通りあまり多くはなく、ビニールハウスの心配をする必要はなかったが、かなり重かったようだ。色々な親木の枝が折れ曲がったり、ローズマリーの一株はペシャンコになっていた。もちろんここで慌ててもどうにもならないので融けるのを待つことにする。

 

今までこれほど潰れたのは稀

井戸水も勢いよく出る。水道管は凍っていないようだ。

秋に試作した屋外で寒さに当てるための棚も異常なし。見回りは一応完了。

昼までしばらくあったが、作業はしない。休憩ハウスの薪ストーブに火をつけて、革製のツールのメンテナンスを行う。毎年、刃物研ぎと一緒に年末にすることが多いが、刃物研ぎだけ終えて年を越したので、今日はゆっくり革の手入れを行う。

一番よく使うハサミケースと、腰袋、ずいぶん酷使したので、革も傷んでいる。保革油を丁寧に薄く塗り広げる。

背にストーブの暖かさを浴びながら、好きな音楽をのんびりと聴きつつの手入れ。こういう時間はいいものだ。

腰袋は内側が表皮なので、クルンとひっくり返して塗っていく。剪定鋏をつい投げ入れるので傷だらけだ。そのうち穴が開きそうだ。

ハサミケースは細かい作りなので丁寧に。寒さで硬くなった保革油をストーブで温めて柔らかくすると塗りやすい。いつも事務所でしていた作業だが、次からもここですると良さそうだ。

ついでにスマホのケースもメンテナンス。こちらもフロントのフラップがずいぶん傷んでいる。冬の間に付け替えておくのも良いかもしれない。

夢中になっていたらあっという間に昼前。革のツールは明日までこのままにして油を馴染ませることにして帰宅することにした。

冬の素人

秋の終わり頃、暇をしていた家族に伸びすぎたティートゥリーの剪定作業を頼んだ。地植えの株だが背が届く程度の高さのものだし、十年以上たつ充実した株なので適当に剪定してもまたしっかり芽を伸ばしてくれるはずだという確信があるから頼めたのだが、実際に作業をしてもらったら、「どうしてこんなところで・・・」という場所で剪定されていてある意味感心してしまった。素人にお願いしたのはこちらなので文句を言う気はないが。

まあ、それでもほったらかしにしたままで冬を迎え、雪でボッキリと折れてしまうことを考えたらはるかにましだ。

素人なんて言ってしまったが、自分も以前親戚の庭にあるシダレヒバをやっつけ仕事で剪定したところ、写真を見せた庭師さんからは「あーあ」と言われたきりなんのコメントももらえなかった。自分だって庭木については専門職から見たら立派な素人だ。

さて、そのティートゥリー、年末も押し迫るこのタイミングでやわらかな新芽を伸ばし始めている。冬になっても比較的暖かい日が続いたせいだろう。せっかく芽を出してもこのあたりでは春までは持たない。冬に対してはこのかたも素人だ。本当に強い種類は落葉したり、地上部をさっさと無くして冬を迎えたり、春までは硬い芽のままじっと動かないものだ。

秋にバッサリ剪定したが、その後伸び続け、新芽どころか花さえ咲かせ始めた

同じようにメキシカンブッシュセイジもこのあたりでは秋の半ばごろから株元に新芽が伸びるが、雪を被るとシワシワに枯れてしまう。もっと暖かいところならこのまま伸びていくかもしれないのだが。もちろん、株が枯れるまでには至らないが、さっさと休眠できないのが、冬の素人なのだろう。

毎年のように

「十年に一度」というフレーズを毎週のように天気予報で耳にする。オオカミ少年の話ではないが、危機感も薄れてしまいそうだ。

草取りをしていたら、アップルミントの葉の上にナシケンモン(たぶん)の幼虫がいた。じっと動かないでいたが、この時期からどうするのだろう。

冬前になっても古い枝が剪定できていない悪い例(笑)

フェンネルの地植え株の株元からは春のように勢いがよく新芽が伸びている。まあそれは秋でも珍しくはないとしても、花さえぽつりぽつり。これから開花しようとしているのか・・・。米の二期作(再生二期作)も話題になっているぐらいだから、フェンネルも年中花が咲く気候になってしまいそうだ。十年に一度ではなく毎年のように。

そのまま春まで・・・

名ばかりの初雪は降ったものの、例年の冬に比べればかなり過ごしやすい12月の半ば。

作業の遅れを取り戻すには有り難い天気だ。

本格的な雪が降り始めると面倒なラベンダーの剪定も徐々に進める。ついでに挿し木もしたいので、この作業も本当はもっと早いうちにしたかったのだが。毎年のことである。

剪定は完了できない

剪定しているとところどころでカマキリの卵嚢が見つかる。どれも膝よりもずいぶん下。大雪にならないのならばそれで良いのだが、巷ではカメムシが多いと騒ぐひとがたくさんいたのでどうだかわからない。昆虫の判断が正しいのか、人の判断が間違っているのか?

おや、目の高さにカマキリの卵が・・・と近寄ってみると、ボダイジュの枝についていたのは泥蜂の巣。どうりでカマキリの卵にしては大きすぎる感じがしたのだ。

寒風吹き荒ぶ場所なので寒そうだが中は案外暖かいのかもしれない。入れるならば一度入ってみたいものだ。快適ならばそのまま春まで・・・追い出されるに違いないが。