梅雨明け以降、相当気合を入れて取り掛かる作業の一つが草取りだ。
ポットや鉢の草取りはそれほどでもないが、地面の草取りは何より暑さが大きなハードルとなる。
早朝のまだ涼しいうちならばまだしも、そういう時間は他の細かい作業をすることが多いので、草取り作業ができる頃にはすでに30度をはるかに超えた気温になっている。
「あまり暑いと体に悪いし」
と自分に言い聞かせて他の作業に取り掛かる(逃げる)毎日だ。
しかし今日はさすがに見かねた箇所があり、珍しく早いうちから草取りに取り掛かった。
中央のビニールハウスと奥のビニールハウスの間のスペースで、水のタンクなどがある場所だが、雑草がひどいことになっていたのだ。
しっかりと手袋をはめ、鎌を片手に、空調服も風量を目一杯あげて雑草に立ち向かった。
作業を初めてしばらくしたら、妙に土が濡れている場所がある。昨日の小雨の後どころではない。草をかき分けると、ホースの連結部分から水が噴き出ているではないか!
量はたかがしれているとはいえ、いまだに十分に雨が降らない日が続いている。「お金が降ってくーやなもんだ」からすれば、お金を撒いているも同様だ。雑草が妙に伸びていたのもこのせいだったようだ。
そもそも、横着をして専用のパーツを使わずに何年も放置していたのがいけなかった。
幸い、連結用のパーツが手元にあったので(使えよ!)、すぐに修理ができた。
草取りをしなかったら、下手したらこの夏中無駄に水を撒き散らしていたかもしれない。やはり草取りは大事である。