植物は移動する

引き続き、長期間放置してしまった畑のメンテナンス(ほぼやり直しだが)に勤しんでいる。

まあ、一番いけないのは、丈夫なハーブばかり植っている(残っている)といってあまり手をかけていなかったことなのだが、丈夫な植物であっても過酷な環境で平気ではいられないようだ。

2年ぐらい前までは、Aの場所で雑草さながらにはびこっていたセントジョンズワート。周りにも地下茎を伸ばし、春にはずいぶん離れたところから顔を出すようになった。

しかし、ちょうどAの手前側には落葉樹があり、これも大きく育ったため、セントジョンズワートのあった場所がもろに日陰になるようになってきた。

また、チガヤやアップルミントなども侵入してきて居心地が悪くなったようで元あったところからは現在すでに姿を消し、Bの日当たり良いところに育っている。まるで前からいたかのような顔つきだ。

きっと今はこの場所の方が心地よいのだろうし、雑草レベルで強い植物でも同じ場所で長い間いるのはいや地などの理由もあって好まないのだろう。

せっかくここまで引っ越ししてきたのだから、今後はここで成長してもらいたい。丁寧に他の雑草を取り除き、土も少しいいものを加えてやろうと思う。