天気予報はほぼあたって、朝、うっすらと雪景色となった。
道路に積もるほどにはならず、夕方までも車の流れに影響は見られなかった。

ビニールハウスにも少しだけ雪が乗る程度。溶かすために点けるストーブの出番も不要だ。
外のラベンダーも葉に少し付くぐらい。枝への影響も全く必要なさそう。
ラベンダーも「これだけか?」と拍子抜けしているかもしれない。予報では今夜も少しは積もるだろうか。
天気予報はほぼあたって、朝、うっすらと雪景色となった。
道路に積もるほどにはならず、夕方までも車の流れに影響は見られなかった。
ビニールハウスにも少しだけ雪が乗る程度。溶かすために点けるストーブの出番も不要だ。
外のラベンダーも葉に少し付くぐらい。枝への影響も全く必要なさそう。
ラベンダーも「これだけか?」と拍子抜けしているかもしれない。予報では今夜も少しは積もるだろうか。
気温が低く、冷たい雨が降る日が多い。たまに日が差しても、長くは続かないから気温も低いままだ。
一月ほど前、もう一歩で咲きそうだったラベンダーの花穂も蕾のまま。色だけ濃くなるも、開花には至らない。
開花した花穂も同じようにとても濃く、良い色だ。このあたりでは初夏にこの色で咲くことは種類にもよるが滅多にない。
蕾のままのこの深い色合いもまた良いものなので、無理に咲かなくてもいいように思う。
空気が乾いている地域ならこのままドライフラワーにもなりそうだ。残念ながら毎日のように雨が降るここ山陰では無理な話だが。
数年前に植えた、アラビアンナイトラベンダーだが、順調に成長して、直径が軽く1メートルを超えるような大株になってしまった。
本当はこうなる前にこまめに剪定しておくべきだったのだが、挿し木用の親木にも使うし・・・とか、他の株の剪定を優先してしまったりした結果だ。
雪マークも今後増えてくるだろうし、大株であればあるほど重い雪が降ると潰れて枝が裂けてしまいやすい。
そこで、思い切ってかなり強めな剪定を行うことにした。
実際、株元の一部がが裂けているぐらいだから、最悪の場合も考慮しつつ、極端に小さくなるように剪定をした。
それでも一応グリーンの芽がそれぞれの枝に残ることは気をつけた。(もちろん、慣れない方や、絶対に枯らしたくないという人は真似しないように)。
株元では、一匹のてんとう虫が寒そうに固まっていた。さっきまで大きな天井があったのに、いきなり寒空にさらされてびっくりしているかもしれない。
理由はさだかではないが、毎年ならばもっと咲いてくれる秋のコモン系のラベンダーの開花状況が非常に悪い。
暑さが長く続いたため?秋が暖かいため?夏の暑さで株の疲れが蓄積されたため?
決して咲かないわけではなく、いくつかの株はぼちぼち開花しているが、昨年までならば少し目を楽しませてくれる咲き方だったので少し寂しいものがある。
ま、開花すると言うことは調子が良い証拠でもあるのだが、一方で花を咲かせるということは株にとっても少なからず負担がある。きっと自分で自分を労わるためにこの秋はじっと咲くのを我慢したのだろうと考えることにした。
ま、それに開花してしまうと、秋冬の挿し木に影響もあるのでその点は良しとしたい。
普段は目立たないのだが、お彼岸から10月初め、ビニールハウスの横にある畑に赤い四角の枠が現れる。
彼岸花である。
もう10年近く前になるだろうか、この場所はラベンダーの親木を集めて育てていた。
しかし、とにかくモグラの被害が酷かった。ラベンダーの根を直接食べるわけではないようだが、穴がたくさんあき、根が持ち上がってしまってどんどん傷むことに悩まされ続けていた。
そこで物は試しと、彼岸花の球根をこのスペースを囲むように植え付けてみたのである。
鼻のよいモグラは彼岸花の毒性も感じるのだろうか、結果、翌年からモグラの穴を見つけることがほぼなくなった。
モグラ避けとして「これはいい」と喜んだのだのも束の間、天敵のモグラがいなくなったことで、コガネムシが大発生。ラベンダーの根を大喜びで食べてしまった。モグラがいたころよりもひどい状況になってしまったのである。
仕方がなく、今はラベンダーのあとに、申し訳程度にいろいろ植えて、少々ねが食べられても残るようなものを育てているという感じだ。
彼岸花は今年も元気に咲いている。スタッフが時々膝の痛みや肩こり対策に球根を使うぐらいなので、減るどころか増える一方。せっかくなので、もう少し嵩上げして土の流出防止にどれだけ使えるか試してみようかな・・・なんて考えている。