誤解を招かぬよう

こういうご時世なのに、ビニールハウスに入るとドン、ドン、ドンと置かれた米袋!

もしこの中が本当に島根米30kgが詰まっていたら心穏やかではないかもしれない。

だが残念ながら中身は蕎麦殻が詰まっている。

市内のお蕎麦屋さんが自家製粉して出た蕎麦殻を持ってきてくださるので、土づくりなどにありがたく利用させていただいている。

一応遠目でも道路からは見えそうな場所ので、誤解を招かぬよう、変な気持ちを起こさせぬよう、きちんと片付けておこうと思う。

だが、これらが積まれた場所は、もっと視覚的に危険。備蓄米倉庫を彷彿とさせる状況なのである。

余計な心配

昨日は冷たい雨が降り、気分も冬に逆戻りしてしまったが、今日は雲があるものの晴れ間が見えてきた。気温低めでも日がさすと、春らしい雰囲気になる。

朝から店先が賑やかだと思ったら、聞き慣れたさえずりが聞こえてきた。

まだ4月にもならないというのに、ツバメがやってきたようだ。

まだ警戒している感じなので遠くから撮影

先日、河川敷でツバメが飛んでいるのを見かけて、「もう?」とびっくりしたのだが、まさかここにもやってくるとは思わなかった。

余計な心配と言われそうだが、この時期にやってきて、餌になる昆虫が見つかるのだろうか。餌がなくて南にUターンしてしまわないといいのだが。

そう思っていたところ、畑のローズマリーに動くものを発見。これも今年初めて見たテントウムシだ。テントウムシは苦かったんだっけ?確かツバメは食べないようなことを聞いた覚えがあるが・・・。

テントウムシも動いているのだから他にもいろいろ昆虫が動き始めていることだろう。しっかり食べて巣作りに励んでほしい。スタッフの癒しにもなるしね。

虫の名前

今日も朝の予報では20度に迫る気温になるということだった。

早朝も小鳥たちの声が賑やか。日が登ってくると昆虫たちも動き出すようで、ローズマリーの花によく見るハナバチかハナアブがやってきて、忙しく蜜を吸っていた。

昔ならば、後で調べようと思っても、そのまま忘れてしまうことが多かったが、今はスマホで撮影して、すぐに画像検索で虫の名前もわかる。

ハチの仲間ではなく、アブ(ビロウドツリアブ)だった。確か以前にも調べたように思うが全然覚えていない。脳味噌の老化のせいか、その場で分かったつもりになって安心してしまうのか。せめて蜂かアブかぐらいは覚えていても良さそうなのだが。

写真を撮って顔のところを見ると、アブだという感じがよくわかるが、肉眼だと素早く動く虫なのでそれさえわからない。この辺も機械に頼るしかなさそうだ。

以前、誰だったかそれも忘れたが、作家の方が、鳥だか虫だかの細かい名前も覚えることなく、「アハハ、可愛い鳥がいますね」で満足できるというようなことを書いていた。ま、こまめに名前をテクノロジーで調べるよりもそれぐらいのほうが心にも良さそうだ。

自己採点

今日も気温上昇。朝しばらくは長袖だったがすぐに腕まくりが必要となり、昼前にはTシャツになるほどだった。

そんな陽気のせいか、植え替えをしようと古い苗をヒョイと持ち上げたら、苗の中からアマガエルが飛び出し、起用に反対の手に飛び乗った。「お見事!」と声をかけたいぐらいのジャンプだった。

いつも思うのだが、カエルの動体視力と運動神経はいったいどうなっているのだろうか。相当の距離や高さもものともせずに上手にジャンプと着地を見せてくれる。

腕時計の中心から少しずれてしまったので、彼(彼女?)の中では9.5点ぐらいだったかもしれない。

このあとも、すかさず次のジャンプで地面に降りて行った。このジャンプも見事だった。

そういえば、この春最初に顔を見たカエルだ。今年も元気で害虫をたくさん食べてもらいたい。

一応心配

おおよそ、多年草で寒さに強いと言われているうちでも、秋から冬に地上部がなくなるようなハーブは、まず寒さで冬が越せないということはない。

きっちり寒さに対応する仕組みができている。なので、山陰の程度なら全く心配しなくても良い。

このエリキャンペーンもそのタイプ。マイナス30度以下にも耐えるという表記も見かけるが、もちろん試せる環境はここにはない。

それでも春になったこともあり、急に気になってきた。作業の手を止めて植えてある親株を見に行った。冬の間掘ったりしないよう、支柱は残しておいたが、ぱっと見、それらしいものが見えず少し焦る。

だが枯れ葉や草をかき分けてみると、ぎゅっと充実した芽が顔を見せた。一安心する。

心配した理由は、昨年、移植などで場所が確保できず、このひと株だけだったからなのだ。一応次の苗も育ちつつあるし、それほど心配しなくても良いところだが・・・。

まあ、この株も10株、いや、4、5株ぐらい植えていたら安心なのは明らかではあるが。今年はせめてもうひと株かふた株増やしておきたい。