クリスマスローズとアブラムシ

クリスマスローズ(Helleborus niger)の蕾がゆっくりと開いてきた。ちなみにこの株はスタッフが趣味で育てている。強健なorientalisもよいのだが、冬に蕾を見せはじめるnigerのほうが清楚な中にも芯のある力強さを感じる。この株もクリスマスには間に合わなかったけれど昨年暮れ頃から地際に蕾が見えはじめた。

クリスマスローズ

その蕾がようやく開きはじめたのがつい先日であった。覗いて見ると、既にアブラムシ様がいらっしゃる。冬のビニールハウスはアブラムシにとって天国とは言え、いつの間に!

アブラムシはきらきら光るものを嫌うという。こんなに明るい蕾の中は嫌ではないのだろうか。でも、寒さの中、昆虫でなくてもなるべく日差しのあるところへ行きたいものだ。アブラムシだって冬は明るくて暖かいところのほうが良いのかも知れない。

ちなみに、アブラムシがついているからと言って自分の持ち物ではないので、手は出さないのである。