こんな場所にはこのハーブ-メキシカンブッシュセイジ

アメジストセイジ、レウカンサセイジ、ビロウドランなど、色々な名前で呼ばれるメキシカンブッシュセイジ。秋の花壇の定番レギュラーでもある。

メキシカンブッシュセイジ
日当りさえ良ければ、それほど場所を選ばないが、花の時期には胸の高さぐらいまで伸びてくる。このお庭ではエゴノキを背に南向きに植えてあるので、葉が少なくて寂しいエゴノキの株元をうまくカバーしている。夏でやや葉が傷み気味のエゴノキから目をそらすのにも一役買っている。一方で、冬は地上部がほぼ無くなってしまうので、気になるのなら冬の対策も考えておくべきだろう。(葉色が美しい植物等や、小さめの花ものを周りに植えるなどして目をひかせたい。)

ただ、初夏以降は株幅も広がるので、下になる芝はやや徒長気味にならざるを得ない。地面に寝てしまうような枝はむしろ剪定してしまうほうが良い。そのためにも極度の過湿は控えたいところだ。また、株は年々広がっていく。冬初めの剪定時か、春先に周囲から整理したり、数年ごとに掘り上げて植え替えをしてやると株の勢いのためにも良いだろう。