先祖返り

ハーブに限らず、園芸のカテゴリには「斑入り」というジャンルが存在する。

「斑入り」と言うだけで強く好奇心がかき立てられるという方もいるようだが、花が咲いていなくても目を楽しませてくれると言う点では積極的に活用したい。また、強い日光に弱いというウイークポイントもあるが、「日陰でも育ちやすい」と考えると活用範囲も増える。

ただ、冬から春にかけては結構注意が必要な場合もある。
シルバークイーンタイム
写真はシルバークイーンタイムであるが、もちろん一株である。もともと斑入りの種類なのだが、先祖返りした葉の勢力が強くなってちょうど半々ぐらいにまで育ってしまった。

これはこれで楽しいのだが、そのままにしておくと葉緑素の多いグリーンの葉の方が優勢になってしまう。盆栽風にまめに刈り込みを続ければ良いバランスのまま保つことも可能かも知れないが、それほどの根気は無い。早めに剪定してしまった方がベターなようだ。