挿し木や株分けの親木にする株は、大きく育つ種類や丈夫なものは畑に。寒さに弱いとか、特に湿度に弱いものなどは容器栽培で管理している。
タイムの仲間は寒さにも強いし、丈夫な種類なら地植えでも問題ないのだが、匍匐性については種類が紛れてしまうと大変な事になるので鉢植えでの管理である。
ゴールデンレモンタイムの親木は例年ならちょうど今ごろから葉が鮮やかなライムグリーンになってくる。春が近いことを感じさせる爽やかな色である。しかし今年はちょうど一番寒い時期に場所移動のためにしばらく野ざらしにしていた。普段は無加温とはいえ、一応屋根があるのだ。
しばらくしてみてみると見事に葉が色づいていた。イエローと言うよりも茶色みさえ帯びた強烈な色。そう言えば昔地植えにしていた頃はこんな色を見せていたのかも。この株も久しぶりに本領発揮している感じで葉もつやつやと元気そうだった。