ハウスからの逃亡者

ビニールハウスとビニールハウスの間の雑草も急に伸びてきた。

いよいよ草刈りのシーズン到来だ。

多種多様の雑草が生えているが、ところどころに一体どうして逃げ出したのか、ハーブが広がりつつある。

一番東の棟とその横のハウスの間にはアジュガ。種子でも増えるとは思うが、ポット苗の場合、花が終わりかけるとさっさと剪定してしまうから種子がこぼれたようには思えない。

この場所はこれから秋にかけて何回も厳しく草刈りをしているが、減るどころか増えていく勢いだ。

山側のビニールハウスの横にはタイム(おそらくロンギカウリスタイム)。これもビニールハウスの棚の苗から種子が落ちたのだろうか、場所的にはタイムが置いてある場所の近くだから間違いないだろう。

この場所もそれなりに草刈りをする場所なのだが、これまた徐々に範囲を広げていっている。

草刈りで痛めつけられながらも広がる生命力には少し驚く。すぐ横で、大切に育てられているタイムの苗たちは逃亡者の姿をどう思ってみているのだろうか。