初雪が降り、本格的な冬になるまではニット帽で事足りているが、それ以降になると晴れの日でも早朝はもう一枚何かを頭に被りたくなる。
そこで登場するのが釣り用のフーディーだ。これは手放せない。
寒風吹き荒ぶ中、じっと寒さに耐えて浮きの動きを長時間見つめる・・・。それを可能にしてくれるのだから暖かいのは折り紙つきだ。
もちろん、撥水加工なので少々の雨や雪も問題ない。これをかぶっているだけで寒さに対して安心が持てる。
思えば釣りと園芸は共通点が多い。
自然の中で比較的じっとしていることが多いし、かといって、動く時はそれなりに活動も必要だ。
相手は全く予想がつかない自然、生き物というところも共通している。お金も、それなりにかかる。年をとっても楽しみやすい趣味だ(園芸に軍配が上がるが)。
雨風、雪や太陽にも日々さらされる。静かにひとり、または少人数で自然と対峙する。危険も・・・まあ、これは園芸の方が少し少ないかな。
この頃はすくなくとも野暮ったさが無くなったウェアも、釣り用は色々使えるのではないかとたまに釣具店で見ていたりする。園芸用のウェアよりはずいぶんマシだし。
少年の頃は釣りも好きだったのだ。いつから行かなくなったかなと考えていたら、思い当たる節がある。
そう、園芸と釣りはぶつかることも多いのだ。
それなりに時間が取られる(これが一番ネックだ)。楽しい時期も重なる(天気で気持ちの良い季節はどちらも行いたい)。釣りのベストタイムと言われる朝まずめ、夕まずめも園芸には結構大事だったりする。釣りをしていると、畑や苗のことが気になる。
そうか、それで園芸を始めてからは釣りとの距離が広がってしまったんだなと思ったら妙に納得。確かに、園芸が好きな知り合いで釣りもするという人を思い出そうとしたが、一人も思い浮かばなかった・・・。