お菓子の家

暑さが本格的になりはじめる頃、マロウの葉がくるくるとイモムシによって巻かれるようになる。柔らかなムスクマロウをはじめとして、ブルーマロウブラックホリホックも同じように被害にあう。

ムスクマロウ
毎年のことだし、季節も決まっているので、待ちかねて対応することもできるぐらいだ。ただ、対応は早いに限る。放っておくと、イモムシが大きくなるのにつれて食べる量も増え、加速度的に葉がかじられていく。ただ、食害されることで株がダウンすることは無い。

ムスクマロウ

おや、葉が巻いた感じだなと気がついて、ちょっと覗くと、排泄物が見えるのですぐ分かる。葉を開いてみると、今まで食料にくるまれてのうのうと過ごしていたイモムシが慌てふためいて飛び出してくる。

イモムシ
柔らかなムスクマロウの葉、まるでお菓子の家に住んでいるようなもの。羨ましい限りだ。でも、排泄物も一緒と言うのはね・・・