軍手

基本的に土をいじる時は素手が気持ち良い。第一、細かい感触が分かりやすく、丁寧な仕事ができる。

まだ、この仕事につく前、趣味で園芸をしていたころは非常に手が荒れた。ところが、化学肥料を使うのをやめ、微生物肥料を使った土を使うようになってから手の荒れがぴたりとおさまった。園芸をしている者としてはどちらかと言えばきれいな手の部類かも知れない。

残念ながら、日々の仕事は柔らかな草花や培養土ばかりを相手にするわけではない。ビニールハウスの鉄パイプや金具、時には電動工具なども使う場面も少なからずある。そんな時は手袋の登場である。

時と場合に応じて革手袋やビニールの手袋も使い分けるのだが、やはり一番使う機会が多いのが軍手だろう。この頃は粗品でもらったり、何かについてきたりするのであまり自分で買うことは少ない。だが、いざ買う時にはしっかりしたものを買うようにしている。

軍手を使い捨てにしている人をけっこう見かけるが、洗えば何度も繰り返し使える。でも、粗品の軍手や、安物だと一度洗うと縮んでしまって手首まで届かなくなったり、手首のところがビヨーンと伸びてしまうことも多い。ところが綿100 の軍手などは一度洗ってからの方が手にしっくり来て感触も気持ち良い。

軍手

今日は洗濯した軍手を圃場に持ってきた。色々なタイプの軍手が集まってしまったので、使うとき選ぶのが大変だ。でも、靴下と違い、揃いでなくてもそれほど気にならないのは有り難いところである。