夏らしくない天気のため、開花期に入ったハーブたちもイマイチ元気がない。毎年薄いブルーの花で涼しさを感じさせてくれるクリーピングボリジも、花色が淡く、弱々しい。雨が多くて寂しげである。
写真に写してみるとなおさら白っぽく、はかない感じになってしまう。
普通のボリジが一年草なのに対して、こちらは一応多年草。上手に育てれば何年も持つ。それでも種子は良くつけ、こぼれ種もよく育つので、どんどん更新していった方が元気は良いようだ。
クリーピングの名の通り、あまり背丈も高くならず、横に広がる。花が小さくて可愛らしいのもまた良いところである。ただ、さすがにボリジ。頑丈に育つとやはり葉がチクチクして少し痛いのである。不快とか、危険とか言う程じゃないけどね。でも、今年は少し葉が柔らかく、例年よりは優しい感じである。