見かけによらず

8月に入っても日差しの弱い日が続く。花壇のハーブたちもやや徒長気味。本格的な夏の日差しがやって来るのが少し怖い。

レディスベッドストロー

一方、普段の夏なら少しカサカサになることも多いレディスベッドストローは非常に御機嫌のようだ。花の後の疲れも見せず、繊細な葉を密生させている。同属のスイートウッドラフに比べると開花時の雰囲気は少し見劣りがするものの、葉の細やかな様子は名前の通り非常に女性的である。

黄色い花は6月ぐらいに開花
黄色い花は6月ぐらいに開花

また、スイートウッドラフは結構気難しがりやのようで、好いた場所なら良く広がってくれるのに、少しお気に召さないところがあるとすねたようにいくら機嫌をとってもうまく育ってくれない。

その点、レディスベッドストローはかなりの日なたでも、また湿気が多い半日陰でもまずまず育ってくれるのも嬉しいのだ。圃場の脇でも10年以上植えっぱなしの株がある。特に手入れもしないのに、弱ることなく結構育っている。姿に似合わず、芯の強い植物である。