圃場の日々の作業でなくてはならないのが一輪車。いわゆるネコ車である。当然、通称は「ネコ」。
「おーい、ネコ持ってこ〜い」
となるのである。
畑の用土や、植え替えで出た古い土、ついでに大きめの道具などを運ぶのにも欠かせない。
ところが、上部の土を入れる皿の部分は案外やわで、きちんと手入れをしないと数年で錆びて穴が開いてくる。初代のネコ車も相当酷使したのであっという間に穴が開いてしまった。それでもフレームや車輪はしっかりしているので2代目を購入した時に少し改造して苗を運ぶ専用車にしたのである。
角材で土台を作り、その上に竹を割ったものを渡して支えにした。いまでは苗などを運ぶアルミのネコ車も市販されているがこれで充分である。
さすがに数年使うと、上部の竹が端から折れてしまい、そろそろ修理が必要となってきた。
本格的な夏になったら、徹底的に直してやりたいと思っている。夏の宿題がまた一つできた。フレームも所々錆びているので錆も落としてやろう。ついでにチェレステカラーに塗ってやって、ビアンキのバーテープでもハンドルに巻いてやるのは・・・さすがにやりすぎだろうか。