夏休みを目前にしてもまだ梅雨が明けない。梅雨明けは待ち遠しいと同時に、厳しい暑さの中での作業が待っているので身が引き締まる思いがする。
さすがに真夏になると昼から3時ぐらいまで、ビニールハウスの中での仕事は危険を伴うので、なるべく室内でできる仕事に替える。伝票の整理や、原稿作り、調べものなどである。
以前から気になっていたちょっとしたことを調べたりするのもそんな時である。
Salvia属は非常に種類が多く、姿形、性質も様々である。それでも名前はたいていがサルビア・○○とか、△△セイジというのが大半だ。
そのなかで異彩を放つ名前のジュピターズディスタフ(JUPITER’S DISTAFF)。今年も先頃開花しはじめた。花も大きめでなかなか素敵なSalviaである。ところが、名前を聞いただけではいったいどんな植物なのか全くピンとこない。サルビアの仲間であることさえ推測しにくい。
ジュピターというのは神話で出てくるような名前だし、木星?のことだったっけ。ディスタフというのはなにやら糸巻き棒だと言うことらしい。
実際に調べてみるとあっけない理由だったりするのだが、結構深いテーマが隠されていたりするので、気まぐれで調べはじめるのは危険である。
このようなことを真夏の暑い盛り。店内の涼しい環境の中で調べるのである。さてどんな答えが出てくるのやら。