晴れの日の葛藤

今日は風も穏やか、朝から晴天が広がる。日差しもあたたかい。

冬の日本海側の住民にとっては「もったいないような」天気だ。

嬉しい限りなのだが、こういう日には何の作業を進めればいいか本当に悩む

せっかく雪も雨も降らないので、ほったらかしの畑も手を入れたいし、快適な環境なら植替えやポット上げ、挿し木も気持ちよく進むだろう。冷たい雨が降る日なら嫌なトイレ掃除も今日ならば気持ちよくできそうだし、散らかしっぱなしになっていた作業台の周囲の片付けもしたい。山積みになっている剪定した枝もきちんと切り揃えて薪棚に収める作業も・・・。と、絶対終わらない分量でやりたいことが溢れ出てくる。

これが雨や雪ならば、できない作業が消去法で消えていくので自ずから選択肢も限られ、それほど迷いはない。

ということで、最初は引き続き遅れがちの植え替え・株分作業に取りかかろうとしたのだが、やはりムズムズしてしまって、

「少しだけ剪定枝の片付けをしよう」

と予定を変更した。

もちろん、いつでも作業ができるよう、ナタもチェーンソーも準備していたので取り掛かるのもすぐ。気持ち良いお日様の下で快適に作業が進んだ。ナタもスパスパ枝を切ってくれるし、今日はチェーンソーも快調。枝の山が順調に減っていくのは作業をしていても楽しい。

一通り作業を終え、薪だなの一角も半分ぐらいまで溜まった。しかし、気がついたらもう昼前だ。

ま、午前中はここまでで・・・と思いながらも

「せめてもう一つだけ」

と、トイレ掃除だけは完了したのである。