ぐにゃり

涼しい日陰が大好きなラングワートは夏が苦手。今年はそれでも楽な方だったかも知れないにせよ、やはり葉は傷みやすい。

育苗中の大きめの苗も涼しくなって新しい葉も伸びはじめたので傷んだ葉を整理していた。中には結構株が太ってきたものもあったのでついでに株分けしようとポットを持ち上げようとすると。
「ぐにゃり」
思わず手を引いてしまう不快な感触。ナメクジである。年がら年中そこそこ湿り気のあるビニールハウスでは一年を通じてお付き合いせざるを得ない方たちだが、相変わらずあまり好きにはなれない。

ナメクジ

触ったあとに残るネバネバは少々洗ったぐらいでは取れないし、そのまま作業しているとその部分だけに泥がひっついて気にかかる。ハーブたちを食べてしまうのはある程度黙認してあげているので、せめて仕事の邪魔はしないで欲しい。

ところで、ナメクジの卵、見たことがありますか?初めて見たときは、こんな美しい卵、何の卵だろうと驚いた。美味しそうに思えるほどだったのに、まさかナメクジの卵だったとは。でも、殻付きのナメクジの親戚も大喜びで食べる人間様、どこかの国では珍重される食材だったとしてもおかしくは無いが・・・・