寒さとの付き合い方

冬の寒さに気をつけるのは、植物たちに対してもだが、いつからか自分自身も気遣わなくてはならなくなった。

特に、30代の頃から心配のタネとなった腰痛。しばらくはまさに爆弾を抱えているという感じだったが、付き合いが長いと、付き合い方もわかってくるものだ。

私の場合、具体的には寒くなったら腰にカイロをつけることを忘れないようにすること、そして違和感を感じたらとにかく注意してとあるツボ(多分自分だけだろう)をマッサージして強張った筋を緩めてやること。これで大体うまくいく。今年も何度かピンチを乗り越えることができた。

さて、畑にあるグレープセンテッドセイジも、冬の寒さに気をつける必要があるハーブの一つだ。なんとか地植えで越えることは越えるのだが、冬の間に徐々にダメージが蓄積していく。途中ぐらいまでは葉も残ったりしているので「おや、今年は大丈夫かな?」と思うこともあるが、今年もやはり可哀想な姿になった。

毎年同じことを繰り返しているが、そろそろ、寒さとの付き合い方を覚えてもらいたいぐらいだ。

気が散りやすい人のための雨の日

早朝こそ曇り空だったが、徐々に下り坂になり、雨が降り出す。

久しぶりの大雨だ。屋内の仕事に集中する。このところ、植え替えや株分け作業が多かったが、今日はポット上げ。仕事が限られていると、気がまぎれることもなく、自分のような気が散りやすい性格にとっては向いた天気と言えるだろう。

ずっと気になっていた匍匐性のローズマリーの挿し木も花芽が着き始めていた。今後の苗の成長にとってはあまり良くないのだが、放っておくのは更に悪い。

マコーネルズブルーローズマリー

プラグから取り出してみたら、根も茶色になるぐらい伸びていた。これならばプラグの状態で花芽がつくのも致し方ない。

開花シーズンが終わってからの成長になるかもしれないが、気長に待つことにしよう。

午前中いっぱい、そのほか色々の種類も含めてポット上げが進んだ。鬱陶しい雨の日だが、仕事が進んだことをよしとしよう。

ティートゥリーの枝折れ

朝から快晴。とても気持ちが良い春のような天気となる。

朝は霜が降りて、冷え込んだがすぐに気温も上昇。

先日来の低温で少し心配していた畑のティートゥリー、今のところは大丈夫そうだが、寒さがのちのちボディブローのように効いてくることもあるのでまだ安心はできない。

雪の重みでの枝折れも心配するほどではなかった。幹の途中のほうで鉛筆ぐらいの太さの枝が折れていたが、これは問題ないだろう。

秋の剪定が不足気味だったのにこれぐらいで済んだのはむしろよかったと思う。今年も強めの剪定をして極端に大きくならないように努めたいところだ。

一番快適な状態

この冬はそれほどでもないかもと思っていた冷え込みだったが、「甘く見るなよ!」という感じで、むしろ立春以降に強い寒さが繰り返しやってきた。

そのため、例年同様、または例年以上に影響の出ているハーブも少なくない。

寒さに比較的強い種類でも、紅葉したり古い葉に影響が出ている。

とはいえ、葉の色が変わる場合も、なかにはなかなかよさそうな感じになるものも多い。

このクリーピングレモンタイムの苗も、一様に葉緑素が抜けた感じで、美しいブロンズ色に近い。これはこれでなかなか綺麗だ。

タイム類は葉が赤っぽく変化するものも多く、見栄えも悪くない。オレガノの仲間も割といい感じの色合いになることが多い。

ただ、このグリークオレガノはちょっと残念。なぜか斑点状に、特に古い葉が色が変わってくるので見た目には何か病気でもついたように見えてしまう。

まあ、植物からしてみれば余計なお世話という感じだろう。おそらくこれが一番快適な状態なのだろうから。

畑の根開き

週が明けたらあれほど降り続いた雪も止み、気温も不思議なぐらい上がってきた。

畑の雪解けも進み、早めに雪が溶けたところは表面も乾き始めてきたぐらいだ。

まだしばらく先のことになるが、春の山では、樹木の周囲から雪が溶けはじめ、それは「根開き」と言われる。この辺りでは、大万木山(おおよろぎさん)のブナ林の根開きがもう少しするとよく話題になる(軟弱者なのでまだ見たことはないが)。

ブナ林ほどではないにせよ、畑でもやはり樹木やハーブの周りから徐々に雪は溶けていく。

雪が止んだ翌日、2日前の様子だが、ラベンダーの周りもしっかり根開きしていた。

冬にそれまでの葉が枯れてしまって更に雪でペッチャンコになってしまったコモンコンフリーの株も、中央部分から徐々に雪が見えなくなり、枯れた葉を取り除いてみるとぎゅっと押し詰まった新芽が見えてきた。

これから一気に伸びそうな気配の新芽、エネルギーもたくさん詰まっていることだろう。雪もそのエネルギーで溶けていくのかもしれない。