そこに山があってこそ

昨夜は暴風雪警報が発令。

自宅のある場所は西が開けているので、冬型の気圧配置の時は冷たい西風が容赦なく吹き付けてくる。電線を風が揺らす音が一晩中響いていた。

一方で、ビニールハウスが立つ場所は西側に小高い山がそびえているため、西風が吹く時はかえって穏やかだ。実際に今朝ハウスに到着した頃も穏やかに雪が舞うぐらいで、風の心配はまずなかった。

こんな時、西側の山があることをありがたく思う。その代わり、秋以降は午後3時になると山の影になってしまって寒々しい思いをせざるを得ない。

まだ日が当たっている東の方の田畑を眺めて「この山がなければなぁ」

と思うこともしばしばある。

以前も書いたが、ビニールハウスにコケが生えやすいのも、山の存在は大きいだろう。夕方になると山側から寒さがスーッと降りてくる感じもけっこうこたえる。

何でも、いい面と悪い面がある。お客様からも、日当たりが強過ぎて・・・と相談されることが多いが、日当たりのない場所の方からすれば羨ましいだろうし、逆もまた然り。

真夏は、5時前なると太陽が山の影に隠れる。もし、日没まで日が当たっている環境なら、水やりも相当多くなることだろう。また、夏に弱い種類のハーブの育苗も更に難しかったことだろう。夕方のヒグラシの声や、暑さの中ふっと涼しい風が降りてくるのも山があってこそ。山を作ることはまず不可能なので、あることを喜ばねばと思うしかない。