今朝は本当に久しぶりの涼しい朝だった。圃場の温度計では最低気温が19℃を記録していた。
お昼近くなっても、風が爽やかで、作業で書いた汗も少し日陰に入るだけですっと引く。その汗もこの間までのねっとりした汗ではないのでなおさら気持ちがいい。
周囲にも秋を思わせる花が見られるようになってきた。
「うん、今日から秋!」という感じである。
春なら桜が咲くと目に見えて春の到来を感じるし、「梅雨入り」「梅雨明け」なんていう言葉もある。「梅雨明け」はすなわち夏のスタートだ、冬なら初雪や木枯らしで冬が来たことを強く感じる。
ところが、秋となると、なんとなく夏がダラダラと続いて、いつのまにか、なんとなく秋だなぁ。と感じるぐらいだ。「立秋」の言葉もあるとはいえ、夏真っ只中という年がほとんどだろう。
秋が好きな自分としては、ぜひ「夏明け」とか、「秋入り」という言葉があってほしい。
気がつくと、圃場の前の木の下にレウコジャム・オータムナーレが数輪花を咲かせていた。昨日まで咲いていなかったように思うのだが。
「オータムナーレ」、名前からして秋にふさわしい花である。
よし、来年からは、この場所でレウコジャムが咲いた日から「秋」ということにしよう!