2,3日前に確認した時には何ともなかったのに、今日見ると、ポットマリーゴールドの苗に異変が。
「あ、やっぱりやられたか・・・」
毎回の事ではあるが、調子良く大きくなり、そろそろ発売しようと思った頃に必ずと言っていいほど苗の中心が食害される。
多分、メイガとか、蛾の幼虫だと思うのだが、正体までは確認できていない。正体が分かるまで放っておくと相当食べられてしまうだろう。ただ、新芽が少々食べられても、ポットマリーゴールドはまたすぐ横から新芽が伸びてくる力強さを持っているのであまり心配はしていない。
とはいえ、発売前の苗、食べられるまま放置しておくわけには・・・・
と言う事で犯人を捜しはじめるのだが、まだ被害がスタートしたばかりだと、相手も小さい。
目を近づけても分からないし、近頃老眼が入ってきたのか、むしろメガネを外したほうが見えやすいのが悲しい。
結局はルーペを引っぱり出して探索続行。ここまで来るともう意地である。
卵を産みつけるほうも律儀というか、丁寧に一株にひとつ産みつけているようで、幼虫が2匹いることはほとんど無い。しかも一番柔らかい中心部分に集中している。
見つけたら先の尖った竹串で捕まえるのだが、ルーペを使いながらの作業、気分は外科医である。
さて、食害している幼虫、今の段階ではこのサイズ。指紋と同じぐらいの太さである。だが、気を抜いて放っておくと、一気に大きくなり、それに比例して食害の量も増えてくる。今回、この程度なら最小限の被害で食い止められたと思っても良さそうだ。
加齢のわびしさを感じつつ、作業する事数十分。全ての苗のチェックが終った。
ああ、肩が凝る。
こんなのが欲しい。