冬の仕事

冬場天候に恵まれないのは山陰地方の宿命であるとはいえ、今年は本当に晴れる日が少ない。昨年のような豪雪でないことはありがたく思わねばならないが、ここまで日が当たらない日が続くと気分も滅入る。

当然、植物たちも生育は今一歩。先日も、新聞に隣の市のイチゴ農家が出ていたが、日照不足で実が赤くなりにくく、出荷が遅れているということだ。

圃場のハーブ苗は、天候に応じてゆっくり育ってくれればそれで良い。ところが頼みもしないのに、苗の表面にコケがすくすく育つ。特に育苗に時間がかかる木本類は大きくなるまで放っておくと大変なことになるので早いうちに対応したい。

マヌカ

マヌカもグンと大きくなるのはまだしばらく先。今のうちにコケと表土を取り除き、新しい土を加える。手間はかかるけれど、追肥と刺激にもなるからと自分を納得させつつ行う冬の仕事である。