ミツバチのお気に入り

暖かい日には圃場の周りでもミツバチを良く見るようになってきた。今日も、サラダに使うロケットの葉を収穫していると、周囲を何匹ものミツバチが飛び交っていた。

花盛りのロケット(ルッコラ)。サラダ用にはイマイチ。苦味が気になる。
花盛りのロケット(ルッコラ)。でも、もうサラダ用としてはイマイチ。苦味が気になる。

蜜源植物のボリジにはさぞやたくさんのミツバチが集っていることだろうと、ほんの10メートルほど離れたホワイトボリジを見てみても、なぜか一匹もいない。

ホワイトボリジ
少し前、大学で蜂の飼育を行なっておられる方が、青系統の花を好むと仰っていたので、もしかして白はお気に召さないのだろうか。ロケットの花も白ではないものの、せいぜいクリーム色である。

さて、ミツバチの姿を写そうとしてレンズを向けていると変なことに気がついた。ミツバチが花の上の方に現れてこないのだ。こちらは、花の中心に顔を突っ込む姿を待っているのに。

ロケットとミツバチ

蜜がでる所が、ずいぶん下にあるのかもしれない。萼の下の辺りから直接口を挿しているように見えた。ミツバチもなかなか大変である。しかし、ボリジをほったらかしにしてここまで頑張るとは、さぞ美味しい蜜があるのだろうか。花が咲いて、葉の甘さが移ってきたのかもね。