毎日暑い日が続く。日中、長時間の園芸作業は効率も悪いので、梅雨が明けてからは早朝出勤の日も多い。
一仕事終えて6時半、ラジオ体操を行なう。スタッフにも早朝出勤しているのがいるので「おーい、ラジオ体操が始まるよー」と声をかける。
圃場の前のネムノキの下がお気に入りの場所である。日差しも遮られ、風が心地よい。
体を後ろへ思いっきり反らして空を見上げると、月が名残惜しそうに浮かんでいた。
毎日暑い日が続く。日中、長時間の園芸作業は効率も悪いので、梅雨が明けてからは早朝出勤の日も多い。
一仕事終えて6時半、ラジオ体操を行なう。スタッフにも早朝出勤しているのがいるので「おーい、ラジオ体操が始まるよー」と声をかける。
圃場の前のネムノキの下がお気に入りの場所である。日差しも遮られ、風が心地よい。
体を後ろへ思いっきり反らして空を見上げると、月が名残惜しそうに浮かんでいた。
今日も一日暑かった。日が傾き、山の端に隠れるとホッと一息つくことができる。
剪定屑を片付けに畑の方に行くと、隅でホワイトキャンピオンが咲いている。植えた覚えは無いのでこぼれ種で飛んできたのだろう。雑草の中でひときわ引き立つ白が何とも涼やかである。
ホワイトキャンピオンは、いわゆる観賞用ハーブの中にあってはこれと言って目立たない。葉も平凡だし、花もたくさん咲くと言うほどではない。鉢植えにしても間延びしやすいので、良い雰囲気に見せるにはかなり腕がいる。
もともとがワイルドフラワーだし、ひっそりと咲く方が向いているのだろう。この株も、自分が一番引き立つ場所を選んでここに来たのに違いない。