そもそもの間違い

毎年のように遅れてしまう夏物野菜の種まき。今年は普段の年よりもはやめに出来たのに、発芽が非常に遅くなり、発芽しても大きくならない。気温のためなので仕方がないと思いつつも、ついにしびれを切らして、昨日きゅうりやトマト、ナスなど、いくつか苗で購入してしまった。実際、自家用なので一株、二株と言う単位で充分だから種子を蒔くよりも苗を買った方が手間やタイミングの点から見ても有利なのは分かっているのに毎年繰り返す愚行である。

急きょ植え場所を確保するために、畑の様子を見に行くと、昨年トマトを植えた周りにたくさんこぼれ種で発芽している。愕然。

トマトのこぼれ種

ただ、昨年植えたのは接ぎ木苗だった。接ぎ木苗からの実生だから、これを植えた所で昨年ほどのなりは期待できそうもない。トマトに詳しいスタッフも、「だいぶ収穫量は落ちるでしょう」と断言。

でも、せっかく芽を出したのを耕してしまうのはもったいない。とりあえず10株ほどをポット上げして、そのうちいくつかは植えてみようと思う。これがそもそもの間違いだとは心の奥では気づいているのだが・・・。