カラスの視線

鳥のカテゴリで何度か書いているように、鳥たちとは概ね良好な関係を保っている。唯一例外がカラスである。

圃場の周辺はねぐらになる山林や餌場になる田畑も多い。当然のようにカラスはたくさんいらっしゃる。数匹ならともかく、百羽を超すような集団になるとさすがに不気味さを感じる。

以前、何かでカラスは十人ぐらい(もっとかも)だったら人を見分けることができると言うような話を聞いた事がある。私はそうでも無いが、スタッフの一人は、家からコンポスト用の残飯を持ってくる時、いつも強い視線を感じると言っていた。餌を持ってくる人という認識ができているのだろう。

カラス

私に対しては警戒心を持っているようでなかなか近寄っては来ない。カメラを持って近寄っていくと、他所を見ているようでも、確実に飛び去る。

カラスの賢さは有名だし、凄いと思わざるを得ないが、冬の夕暮れなど、電線から電線へ飛び交う姿はどうしても好きになれない。

カラス

この頃は気を付けているので被害に遭っていないが、ある時期、お茶の時間のためのお菓子を机の上(ビニールハウスの上だ)に出していたら、いつの間にか入ってきてつつかれてしまった事があった。ビニールハウスの横の隙間から上手に入り、荒らすだけ荒らして逃げていった。まさかカラスだとは思わなかったのでこの時はさすがに驚いた。

それからは鳥だからと言って決して侮らない事だけは心に決めている。