肌にも感じるぐらい、朝の気温が下がってきた。金曜日の朝は、溜めていた水に氷が張っていた。
寒さに弱い種類については、ほぼ対策ができていたと思っていたのだが、ホワイトヘリオトロープを見落としていた。
ケース単位で置いてあると見逃すことはほぼないのだが、たまたま6株だけ置いてあったので二重ハウスに移動し忘れていた。

今朝見たら葉のところどころが黒っぽく。明らかに寒さにやられている。
傷んだ葉はもう戻らないが、株自体は致命傷ではない。暖かくなるまでしばらく養生すれば、下の方から新芽も伸びてくるだろう。それにこの時期は販売する事もできないし。
逆に、初めから二重ハウスで甘やかして育てると、寒さの底のようなときに耐えられない事もある。ここまで厳しくしておいた方がむしろ春を迎えられる確率が上がるかもしれない。




株元では、一匹のてんとう虫が寒そうに固まっていた。さっきまで大きな天井があったのに、いきなり寒空にさらされてびっくりしているかもしれない。

今年の春、大株を株分けしてさしあげたアカンサスが置いてある。ちょうど屋根などの関係で程よい影にもなっているようでこの夏の暑さの影響も受けていないようで、いい感じの葉が大きく育っていた。
今年は収穫量が例年の1/10だったそうで(例年は数百個)、貴重なキウイだ。大きさも市販のものと変わらない。もちろん味もキウイ好きの家族に言わせると「ゼスプリに匹敵する」とのことだ。収穫が少なかったのに、わざわざ届けてもらって、その気持ちが嬉しい。