早朝こそ曇り空だったが、徐々に下り坂になり、雨が降り出す。
久しぶりの大雨だ。屋内の仕事に集中する。このところ、植え替えや株分け作業が多かったが、今日はポット上げ。仕事が限られていると、気がまぎれることもなく、自分のような気が散りやすい性格にとっては向いた天気と言えるだろう。
ずっと気になっていた匍匐性のローズマリーの挿し木も花芽が着き始めていた。今後の苗の成長にとってはあまり良くないのだが、放っておくのは更に悪い。

プラグから取り出してみたら、根も茶色になるぐらい伸びていた。これならばプラグの状態で花芽がつくのも致し方ない。
開花シーズンが終わってからの成長になるかもしれないが、気長に待つことにしよう。
午前中いっぱい、そのほか色々の種類も含めてポット上げが進んだ。鬱陶しい雨の日だが、仕事が進んだことをよしとしよう。


先日来の低温で少し心配していた畑のティートゥリー、今のところは大丈夫そうだが、寒さがのちのちボディブローのように効いてくることもあるのでまだ安心はできない。
雪の重みでの枝折れも心配するほどではなかった。幹の途中のほうで鉛筆ぐらいの太さの枝が折れていたが、これは問題ないだろう。
このクリーピングレモンタイムの苗も、一様に葉緑素が抜けた感じで、美しいブロンズ色に近い。これはこれでなかなか綺麗だ。
ただ、このグリークオレガノはちょっと残念。なぜか斑点状に、特に古い葉が色が変わってくるので見た目には何か病気でもついたように見えてしまう。
冬にそれまでの葉が枯れてしまって更に雪でペッチャンコになってしまったコモンコンフリーの株も、中央部分から徐々に雪が見えなくなり、枯れた葉を取り除いてみるとぎゅっと押し詰まった新芽が見えてきた。
