白花ナントカに御用心

今朝、苗の様子を見回っていてドキリ。白花のヘリオトロープに花がついていたのだが、微妙に紫がかっている。確か、咲きはじめは少し紫がかるはず・・・。間違いない・・・。と思うのだが、どうしても不安が拭いきれない理由があった。1年ほど前、白花のヘリオトロープを買われたお客様から「紫花が咲いた」とクレームがあったのだ。

白花ヘリオトロープ

どうやらその時は、紫花の方を間違えて発送してしまったようだったが、挿し木の時に親木を間違えたのか、ポット上げの時にラベルの記入ミスがあったのか、でき上がった苗をピックアップした時に間違えたのかいまだに原因は不明である。

なので今回、この花を目にした時、ラベルは確かに「ホワイト」と記入してあったにも関わらず確信が持てなかったのだ。

以来、毎日のようにチェックする日々が続いた。

白花へリオトロープ

翌日。だいぶ花が開きはじめてきた。紫・・・じゃないよな。

白花ヘリオトロープ
4日目。徐々に紫色は薄くなってくる。ほぼ大丈夫だろう。

白花ヘリオトロープ

15日目。気温がそれほど上がらないので、ようやくここまで開花。白花に間違いはない。安心。香りもいっそう甘く感じられる。

白花ナントカと言う名前のハーブはたくさんあるが、元が紫色のものは冬場は余計に元の色合いが出やすくなる。ホワイトスイートバイオレットなども、うっすらと色づいてそれはそれで可愛らしいけど、すこし不安にさせられるのだ。まれに秋に咲く事のある白花系のラベンダーも秋は少し色みがついて時にヒヤリとさせられるのだ。ヘリオトロープも暖かい時期はほとんど紫を感じさせないまま開花する。辛い環境の中では、本性が現れるのだろうか。

温度差

今朝、親木のあるビニールハウスを見回っていたら、季節外れのマジョラムの開花を見つけた。いつもは初夏の忙しい時に開花するのでつい写真を撮りそびれる事が多い。その上、マジョラムは開花が進むとお世辞にも美しいとは言いにくい花になる。この開花し初めのころが一番可愛らしい。今ならゆっくりとカメラを向けることができるぞ、と、車にデジカメをとりに行った。

ちょっと逆光ぎみながら花の咲き具合も良し。パチリ。と、撮ったまでは良かった。ところが、帰ってパソコンで見てみるとボヤーッとした画像が。

スイートマジョラム

どうやらレンズが結露していた模様。寒い車の中から少し暖まりはじめたビニールハウス内に持って入ってすぐに撮ったためだろう。それほど温度差は感じなかったが湿度も関係しているかも知れない。

記録用にはならない画像だが、雰囲気はまずまずなのでこちらに掲載する事にした。

寒風干し

とあるお庭へ伺った時の事。お庭の手入れをしていると、何かゴミのようなものが木に引っ掛かっている。顔を近づけてみて、ギョツとした。トカゲが枝にぶら下がっていたのだ。

モズの早贄

これが話に聞いたモズの早贄ではなかろうか。鳥には詳しくないのだが、そんな言葉は知っているのである。冬に備えてモズがエサを枝などにぶら下げておく習性のようだ。昔、図鑑か何かで見たのはバッタだったように思う。トカゲは結構グロテスクだ。

松江でも、冬の味覚の一つに津田カブ漬けと言うものがある。以前も触れた事があり、私も大好物なのだが、漬ける前に一度寒風に干す。うま味が増すのだろう。ハデ木に干された津田カブは冬前の風物詩の一つである。

モズも実は一旦干した方がうまい事を知っているのだろうか。

モズには悪かったけれど、通路側でお庭の持ち主がびっくりされるといけないので獲物は少し離れたところに移動しておいた。見つけることができるかな?

金色の出番

暖冬が予想されている今年の冬。とはいえ、快晴の朝はそれなりに冷え込む。日が射してもまだ暖かくなりはじめていないビニールハウスの中ではマフラーも手放せない。

そんな寒気の到来を嬉しそうにしているのがゴールデン葉系のハーブたちである。夏の間、元気が無くなったり、ゴールド色を隠して寒い季節が来るのをじっと待っていたかのように一斉に鮮やかさが増してきた。

ゴールデンリーフストロベリー

秋の初めにポット上げしてからもなかなか調子が出ずにやきもきさせられていたゴールデンリーフストロベリーも、このところになってようやく気持ち良く成長を始めた。

ゴールデンレモンバーム

ゴールデンレモンバームも同様。日に日に黄色味が増してきた。

ドーンバレータイム
毎年、夏の間斑が無くなって心配するドーンバレータイムもようやく斑が復活である。

冬はどうしても花が少なく、花壇や寄せ植えなども色合いが少なくなってしまいがちである。こういったゴールデン葉や赤系などカラーリーフを上手に生かしたい。パンジーやビオラばかり酷使するのはチョット・・・ね。

一安心

11月始め頃に一気に寒くなった後、またしばらく暖かい日が続いている。雨降りの日も多いため、朝の気温もそれほど下がらない。

育苗をするビニールハウスは無加温でも、日が射すと気持ちの良い暖かさに包まれる。それでもハーブたちはきちんと冬への備えを始めている。

ブルーキャットミント

出荷を控えたブルーキャットミント、まだ葉も青々としていて、秋初めのころの様相だ。でも、良く見てみれば株もとに力強い新芽が。

ブルーキャットミント

大きく伸びた上の葉は、今後、霜でも降りるようになるとクタンとしてしまい、いずれ枯れてしまう。ところがこの株元の新芽は寒さの中でもギュッと身を縮めて春を待つのである。

この芽が出てくると一安心。それとともに、切り戻す作業もまたスタートである。