一昨日、店頭に置いていた鉢植えのビオラ類が、花がほとんど終わっていたのにそのままになっていたのをようやく剪定できた。
「紺屋の白袴」とはこの事だネェ
と、笑ってスタッフと話をしていたのだが、このフレーズは頻繁に口から出てくる。
今日もそろそろ挿し木ができるかな・・・とラベンダーセイジの株をチェックしに行ったのだが、昨年の枝が残ったまま。

新芽は出ているのでもう挿し芽もできそうな感じだが、まずは古い枝の剪定から行わねばならない。
お客様には
「秋咲きのセイジは秋に剪定しておいた方がいいですよ」
なんて偉そうにアドバイスしているのだが、ついつい後回しになっていてこの有様だ。
一方、鉢植えのレモンマリーゴールドは冬の間にきちんと剪定ができていたので、今いい感じで枝が伸び始めている。まだ柔らかいので作業はもう少し先になりそうだが、すぐに取り掛かれそうだ。
まあ、これはむしろ例外的にうまく行った方で、伸びてきた草取や草刈りは全然進められていないし、野菜を植えるつもりの畑も放置状態、まだまだ蒔く種子もいっぱいあるし、挿し木も、あれも、これも・・・
普段からきちんとしていれば、後が楽なのにどうしてこうも「紺屋の白袴」ばかりなのかといつもうなだれてしまう。
だが、よくよく考えてみると、染めるべき白袴が多すぎるのだ。
しかも生き物なので、一度染めても一年、いや場合によっては半年で元に戻ってしまう。一度染めたらそれでOKの紺屋さんとはわけが違う。
まずは袴を減らすことが解決策のようだ。でもそれがまた難しいこともよくわかっている。