20年以上ぶりの・・・

このごろ充電式草刈機の出番が増えてきたが、それでもエンジン草刈機もまだまだ現役である。

特に、夏の間に伸びるだけ延びて、株元が太く硬くなっている雑草は、充電式では作業能率も悪いので、エンジン式に頼らざるを得ない。

草刈りは真夏が中心で過酷な作業なので、作業前と作業後のメンテナンスもつい疎かになりがちだ(本当はNGだが)。

開始時は、さっさと草刈りを終わらせてしまおうと、とりあえずエンジンがかかればOKという感じだし、作業が終わる頃には汗まみれ、草まみれ、ヘトヘトで、機械置き場に持っていくのがやっとだったりする。

なので、大事なメンテナンスもこのようにようやく涼しくなってからという始末。今回はなんと購入してから一度もしたことがないグリスの注入作業だ。

草刈機を取り出してみるとあまりに汚い。作業に使う六角レンチやスパナも舐めてしまいそうなので、まずは掃除から。暑い時期だとこのへんも端折ってしまいそうなので、涼しくなってから丁寧にするほうがやはり良さそうだ。

とりあえずヤニ取りクリーナーを吹き付けて、ブラシやピンセット、布を使って細かいところまで掃除すしたらずいぶん綺麗になった。

その後分解作業。ギアケースを取り外す。グリスガンを使ってグリスを注入するが、ネットで見たようには軸の部分からグリス出てこない。ただ、注入口にはしっかり入っているようなのでよしとしよう。

再度ギアケースを取り付け。今シーズンの草刈のピークは過ぎたが、しばらくは安心して使うことができそうだ。

あとでマニュアルを見てみたら(手元にないが、今はネットで古いマニュアルが参照できる。ありがたいことだ)、なんと、使用30時間ごとにグリスを注入すべしとの記載が・・・。せめて来年はシーズン中に一度ぐらいは行いたいと思う。ギアケースも外さなくてもよかったようだ。