有用植物

圃場の角、隣地との境になる所にいつごろからかハギ(ヤマハギ?)が育ち、秋には盛大に花を咲かせるようになった。

ハギ

結構場所を取るし、となりに植えているつるバラの邪魔になるのでどけようかと最初は考えていたが、そのうち、そのうちと思っているうちにしっかりと居着いてしまった。あればあったで、ちょうど隣との目隠しになって都合が良いし、数年前からは落葉した後の枝を刈り取って、絹さやエンドウやスナップエンドウを絡ませる支柱にぴったりで重宝するようになった。(それまではわざわざ山に取りに行っていたのに、すぐ隣で助かるのだ)エンドウ用の支柱を取るのと合わせて剪定してしまうのが株に良いのか、この所は特に花付きが良い。目も楽しませてもらって邪魔者が一気に有用植物に格上げである。

ハギ

とある書物によると、根は煎じて目まいを鎮めるのに使われたり、葉はせき止めなどにももちいられたと言う。やはり立派な有用植物である。