勝利への気概

年明けの大雪で倒れてしまった月桂樹、その後ばっさりと枝を落とし、杭に固定して再生を計っている。結局根がだいぶ持ち上がってしまっていたため、根の負担を極力抑えるために思いっきり切ってしまったので月桂樹とは思えないような姿になってしまった。

月桂樹

その月桂樹、冬の間からつけていた蕾が、先日から一斉に咲き出した。冬の間のダメージか、その後の寒さが厳しかったせいか花も所々焼けたようになってしまった。それでも咲いてやるぞという気概を感じさせる。さすが勝利のシンボルとされる植物である。

月桂樹

さて、花が終ったらいよいよ今後の仕立てを考える時だ。丸く仕立てるのも良いし、月桂樹らしい形にするのもナチュラルで良い。はたまた、刈り込みを繰り返して今のままに近いのも面白いかも知れない。案外これぐらいの高さで低めの垣根なんて・・・できないだろうか。

鬼のいぬ間に

朝から圃場の回りはなにやらせわしない。

どうやらどこの農家も田植えの準備に突入した模様。あちらこちらで代かきも始まっていて、人々の往来も激しい。

さて、ビニールハウス裏の家庭菜園に目を向けると、モンシロチョウが数匹飛んでいた。お目当ては昨年、相当遅れて定植してしまったために、年内に結球できなかったキャベツのようだ。多分駄目だと思っているが、暖かくなってから結球する素振りがあったのでそのままにしていた数株である。

ときどき、葉に止まっているので、卵を産み付けているのだろう。調べてみると、葉裏の所々に一つづつ、小さな卵がちょこんと乗っている。

葉の裏にしっかりと産み付けられていました
葉の裏にしっかりと産み付けられていました

昨日まではモンシロチョウなど全然見なかったのに、農家が田圃に気を取られている今、鬼のいぬ間を狙って出てきたのだろうか。

この葉には3つ仲良く並んで
この葉には3つ仲良く並んで

残念ながらここには田圃と関係のない鬼がしっかり残っているのだゾ。