カモミールと自己嫌悪

「即実行」できる人がうらやましい。仕事の面でもつい後回しにしてしまう傾向が強いし、園芸でも、「今年も○○が植えられなかった」とか、「種子まきが間に合わなかった」なんてのは数え上げるときりがない。

やはり今年もローマンカモミールの剪定ができなかった。花芽はどんどん上がってくるのを横目に、つい他の作業を優先してきた結果、満開を迎えてしまった。

ローマンカモミール

この株は別に花を収穫するとか鑑賞する目的ではないので咲かせない方が都合が良い。花茎が立ち上がる頃はたいてい雨も良く降るので株元は蒸れがちになる。株元の葉はたいてい茶色くなってしまう。大雨でも降れば倒れて見栄えの悪いことこの上なしだ。

倒れてしまうと、今度は剪定自体が面倒に。そしてますます先延ばし・・・の悪循環だ。

花が付きはじめる前から、時々踏んでやるとか、立ち上がりはじめたら即刈り込めば形も良く、その後もこまめに剪定する意欲も湧いてくるのに、やはり今年も怠ってしまった。

そんなカモミールを見ながら自己嫌悪に陥るぐらいならさっさと刈ってしまえば良いのに、写真を撮ってこの日も次の仕事にとりかかってしまったのである。