初夏を思わせる一日で気温も20度台にまで上昇。プロストレイトローズマリーの周りをミツバチたちがせわしなく乱舞している。

まるで目の前に冬が迫っているかのような気ぜわしさである。あっちへ行ったりこっちへ戻ったり、さっきとまった花なのにまた顔を突っ込んで見たり。もう少し落ち着いて動けばいいのにと思う。ハチにとっては余計なお世話である。とはいえ、空の上から見れば、我々人間もきっと同じように見えるのだろうと思って可笑しくなった。

ローズマリーの中でも良く咲き、しかも立性のように一期咲きではないのでプロストレイトローズマリーは密探しにはおあつらえ向きの種類なのだろう。ローズマリーオンリーの蜜があれば一度どんな味か試して見たい。でも、「○○の蜂蜜」というのには、他の花蜜が混じらないんでしょうかね。ミツバチにしか分からない謎なのかも。
花も葉も
圃場脇に植わっているゴールデンレインローズマリー、冬が終わる頃から斑が徐々に鮮明になってきた。

かなり前から育てているローズマリーだ。でも、実際にいい感じになってきたのはようやくここ数年になってから。
まず、斑がきれいに入らない。暑い夏の時期はもちろん、冬までの時点で株が充実していないと駄目なようだ。普段から肥料が控えめなせいもあるのだろう。
また、花も咲きにくい。ようやくぼちぼち咲くようになってきても、斑がきれいな時に咲いたのを見たことがない。たいてい斑があせた頃に咲いてくるのだ。斑も奇麗な時期に花を咲かせるには相当エネルギーがいるのかも知れない。

もう20年近く前になるが、とある公共のガーデン内のショップで販売されていた鉢では見事に斑が入り、花もしっかり咲いていた。
栽培施設も空調がバッチリ効いていたし、肥料もかなりやっているようだったので、そのせいもあるのだろう。その時見たゴールデンレインのような株は今の育て方ではあきらめざるを得ないのかも知れない。
霜の朝
久しぶりに気持ちの良い晴天の朝を迎えた。気温も下がり、水たまりに氷が張っている。
松江の冬はどちらかというとどんよりと曇っていて、そのおかげであまり朝の気温が下がることもない。だが、いくら気温が下がっても晴天の朝の方がはるかに嬉しいものだ。
圃場の前のハーブたちにも霜が降りている。地域によっては全く珍しくも無い光景だろうが、こちらではどちらかといえばあまり目にすることが無いのでついシャッターを切ってしまった。

グロッソラベンダーも霜に覆われて灰白色の冬の葉の色が尚一層引き立つ。今朝はマイナス5度程度まで下がったようだが、このぐらいの寒さは全く問題にはならない。

モーツアルトブルーローズマリーの深い緑色の葉も霜で化粧を施されたようでなかなかいい感じである。
小一時間もすると霧も完全に晴れ、暖かい日差しが降り注いできた。霜もまたいつの間にか消えてしまっていた。

