ここ数日の雨でずいぶんしのぎやすい気温となった。夏の間はTシャツも速乾性のポリエステル100%のものばかりだったが、久しぶりにコットンのTシャツを引っ張り出した。肌触りの良さはさすがにポリエステルなど比べ物にならない。ちょっとしたシアワセを感じる。
でも、汗を大量にかく季節はいただけない。湿って肌触りも悪くなるが、コットンはむしろ臭いの方が不快で、避けがちになる。また、冬も、作業をして汗をかくと冷たさが気になり、ついつい化繊を選びがちになってしまうのだ。なのでコットンのTシャツを楽しめるのは一年のうちでも本当に限られてしまう。せいぜい、気持ちの良い秋の間しっかり堪能させてもらおう。
さて、なぜかビニールハウスには綿の苗が一ケースもある。何年も前にお客様から頂いた苗から種子を採り、蒔いては育てを繰り返し、ここまで来た。苗をいただいたのは自分であるが、いつの間にかスタッフが毎年蒔いては育て、種子を収穫するようになった。前は確か子供の通う学校に持っていったと記憶しているが、今年はどうするのだろうか。まさか、Tシャツでも作ろうとしているのでは・・・?