重労働に限る

小雪が舞う寒い日となった。防寒をしっかりしてビニールハウスの作業へ出かける。しっかり着込み、首にはマフラー、ニットキャップで耳もしっかり覆って作業開始である。これらの防寒具、泥汚れの恐れが多いのでほとんど家族からのお下がりだったり、甥からの「お上がり」だったりする。

最初、苗の整理や移動をしていたが、今冬の冷え込みにまだ体が慣れていないのか全く暖かくならない。これでは埒が明かないのでちょっとハードな仕事に変更。先日から行なっている通称「タネハウス」の大掃除の総仕上げ、床のデッキブラシ掛けを行なった。

グラウンドシートに苔がついているのでデッキブラシで力いっぱいこすり取る。あっという間に体に熱がこもり、マフラー、ニットキャップも取るはめに。メガネまで曇ってきた。外は雪だと言うのに。

やっぱり寒い日は重労働に限る。想像すると水を使った作業は寒そうだが、実際に行なってみると勢いが勝ってむしろ寒さは感じなくなる。

午後は事務所でデスクワークだった。暖房が効いていると言うのに首もとが寒く、手足まで冷えてきた。午前中は不要となったマフラーをまた取り出すはめになってしまった。

マフラー冬はやはり外で重労働のほうが体には良いようだ。