天気予報では一時雨の予報だったが、朝から結構日差しもさして気持ちがよい天気。昨夜、ざっと降ったようだけど作業に支障はなさそうなので、「ソレッ」と庭仕事へ出発した。この時期、一日で植物も雑草も大きく生長するので、競争だ。ビニールハウスでの仕事は雨の日にまわして、とにかく春の晴れをむさぼるように外仕事だ。
今日は市内のお庭のメンテナンスを何件か。ちょっと風が強いお庭もあったけれど、むしろバタバタすると汗ばむぐらいなのでかえって良かった。
あるお庭ではピンクスイートバイオレットが満開。かつて数株植えただけなのに、株自体も増えていくし、結構種子でも広がったようだ。風が吹くとふわりと甘い香りが漂う。仕事の最中にもちょっと得をした気分。お客様からも「玄関がいいにおいがして」と喜ばれた。
それにしてもほとんど年中放置状態なのにこの元気な様子。実は土もそれほど手を加えていない。その上少し前まで屋根から落ちた雪でつぶれていたということだ。育苗ポットでは土や環境にもいろいろ気を使っているのになかなかここまでには・・・。自然の偉大さと自分の未熟さにも気づかされる春の日だった。