花壇のビオラ・リディアグローブスの隣でこちらも満開になっているのがドワーフコンフリー。植えて三年目になってようやく満足できるサイズに育ってきた。
昨年までは夏の水切れの被害もあったりして株が十分に広がらなかった。「もしかしてこの場所にあってないのじゃないか?」との思いもよぎった。昨秋、落葉した葉を片付けた際に、そこそこ株が充実しているように見えたので少なからず期待していた。
暖かさが戻るにつれ、一気に葉を伸ばし出し、同時に花芽も付けてあっという間に開花してしまった。ドワーフコンフリーのかわいらしさは小さな蕾が少し色づいてぎゅっと並んでいる様子だ。今年はそれを見る間もなく開花してしまった。
柔らかなクリーム色は曇りや雨の日は少し寂しげに映るが、暖かい晴れの日にはホッとさせるような印象を与えてくれるのが嬉しい花である。道行く人の視線が時々注がれているのを見かけるのも楽しい。