これからの活躍に期待

冬の間、枯れた草や枝を片付けているとき、時々見つかるカマキリの卵鞘だが、この冬は案外少なかった。

見つけると、草に埋もれて押しつぶされたりしないよう、枝ごとビニールハウスの適当なところに置いておくと、暖かくなると次々孵化し始め、あちらこちらで幼虫を見かけるようになるのだが、今年はあまり目にしなかった。

それほど心配はしていなかったが、それでも幼虫を目にすると嬉しいものだ。

ボクサーのように体を左右に揺らしている様子は、成虫と同じ。微笑ましくもある。

カマキリも幼虫のうちはアブラムシや小さいハエを食べてくれるようなので、これからの活躍に期待したい。

あっという間のひと月

今日から5月・・・と書いて、あらためて4月があっという間に過ぎていったことを実感。

早朝は気温が一桁に下がりそうな感じで、重ね着をしないと作業もままならなかったが、8時ぐらいからは気温が急上昇。パーカーを脱ぎ、ツナギを脱ぎ、長袖を脱ぎ、昼前にはTシャツ一枚が快適となった。

昆虫たちも活動が活発。咲き始めたラベンダーにはミツバチもやってきて行ったり来たり。本当にミツバチはラベンダーが好きだ。

畑の裏のセイヨウサンザシも満開。甘い微妙な香りが漂う。小さな虫がホバリングしている中をスズメバチも行ったりきたり。去年の秋はあまり見かけなかったので(ありがたかったが)、久しぶりに見た。

昆虫たちが活発に動くのを見ると、こちらもなんだか勢いがつく感じだ。今日から5月、きっとあっという間のひと月になるのだろう。

外へ出たまえ!

ビニールハウスで水やりをしていたらすぐ目の前で動くものがいる。

大きなバッタだ。この時期にトノサマバッタ?と思ってスマホを近づけるとジリジリとあとずさり。気温は決して低くないとはいえ、動作は緩慢だ。

トノサマバッタって冬を越すのかと思って調べて見たらツチイナゴのようだった。

イネ科の植物を食べるようだが、この棟にはイネ科のハーブはほとんどない。隣の棟なら今柔らかいレモングラスの葉もたくさん伸びているのに、知らないのだろうか。

それよりも畑では雑草がだいぶ伸びてきているからぜひどんどん食べてほしい。こんな屋内(?)に閉じこもっていないで外へ出たまえ!

そこは勘弁してほしい

休憩時間、コーヒーでも入れようと、スタッフがカップを取り出そうとした時、手元からアシナガバチが飛び出してきた。

驚いたスタッフがよく見ると、カップの中に作り始めたばかりの巣が。

まさかこんなところに巣を作ろうとするとは思いもよらなかったが、第一巣が大きくなった時、これでは小さすぎやしないだろうか。

確かに頑丈で水も通さないという意味では陶器のカップは悪くないだろうけれど。

このカップ、その昔、誕生日のプレゼントに、スタッフから送られた手作りの品だ。毎日のように愛用しているし、譲ったりしたら怒られそうだ。

話が通じるならばもうちょっといい場所を探したほうが賢明だよと伝えてやりたい。

彼女(蜂の方)には悪かったが、巣は取り除かせてもらって、いつも通りにコーヒーを楽しませてもらったのである。

今年もこの場所で

気温が高くなってきて、昆虫たちの動きが活発なのは春らしくていいことなのだが、当然のことながら冬の間は気にしなくてよかった注意もする必要が出てくる。

休憩所のお茶やお菓子がしまってある棚に、今年もアシナガバチが出入りし始めた。

ごく小さなビニールハウスの中でしかも強固なスチール棚の中。これほど安全な巣作りの場所はないだろう。毎年この場所、この時期に巣作りが始まる。

黒い跡が以前巣作りをした場所

だが、ここは毎日2~3度は手を入れる場所なので、大きな巣でも作られた日には休憩ができなくなってしまう。

毎年何度もご退場を願いつつ、ご不在の時に作り始めた巣を撤去させてもらうが、3度ぐらい繰り返さないと諦めてくれない。

巣の撤去にはタイミングもあり、巣作りで出たり入ったりしている時が良い。不在時も長いし、卵も産んでいないので罪悪感も減る。

産卵後も、成虫になるまでは撤去はまだ可能だが、成虫になってしまうと門番がいることになるので危険性は一気に上昇する。

ただ、この時期は我々も忙しく、ついほったらかしになりがちだ。手に負えない状態になる前に今年も他に写ってくれることを願うばかりだ。