最初のひと手間

今日からいよいよ本格的に苗の棚の修理がスタート。

先日までに古い竹を取り除き、土台の木材も気休め程度だが防腐塗料を塗っておいた。材料の竹の調達も第一弾が終わって材料が揃った。

さあ、一気に棚づくりだ・・・

という前に、大事な作業がある。水糸を張り、竹の位置決め用の治具作りだ。

と言ってもその辺の端材を使って10分もかからずできるのだが、これをしておくのとしておかないのでは作業の進み具合がずいぶん違う。最初のひと手間が大事だ。

正確さはあまり必要ないにせよ、竹をその都度位置調整するのと、ポンとおくだけでは随分楽で速い。楽であれば作業のストレスも少ない。

初めて制作作業に携わったUくんでも綺麗な出来上がりとなった。これから先はスピードも上がるだろう。

綺麗にできると気持ちが良い

雪と地震被害の片付け

※追伸、お見舞いお礼

本日は多くの方からお見舞いのメールをいただきました。おかげさまで大きな被害もなく、通常通りの生活と仕事ができております。ありがとうございました。

 

先日の雪で潰れてしまったローズマリー、ようやく雪が溶けて姿を現した。

今まであまり気にしていなかったが、株元にジャノヒゲがずいぶん繁茂しているし、根元がずいぶん傷んでいる。これはもう株を更新しなさいという意味なのだと捉えることにした。

とりあえずは、今後バッサリ剪定するとして、今日のところは多めに挿木をすることにした。

準備をし始めたところで、強烈な揺れがきた。瞬時に防災のサイレンと緊急地震速報が鳴り響く。こういう時、ビニールハウスの中は案外安心だ。骨格の揺れもむしろ春一番の強風の時の方が大きいぐらいだ。

まずは震源地が気になる。昨日の夕方、気づかないほどの小さな地震があったのだが、まさか今日の震源がこの辺りだとは思わなかった。ネットやラジオの速報で知り、びっくりする。震度5強。

山陰地方はおそらく他の地域に比べると地震は少ない方ではないだろうか。今日の地震も2000年の鳥取県西部地震以来の揺れのように感じた。(今調べると、その時松江市は震度5弱だったというので今日の地震の方が大きいようだ)

見たところ周囲も被害は見られないし、道路も車が走っている。時々余震はあったものの、ニュースなどの情報や連絡を取り合った人たちからの話を聞いても、とんでもない状況ではなさそうで一安心する。

転倒した鉢

ビニールハウスの中は、ところどころで不安定なところに置いていた鉢が倒れたり落ちたりしていた。

落下したセイジの鉢

 

幸い、数はそれほど多くなく、ついでに植え替えたり、先ほどのローズマリーと一緒についでに挿木をしたりした。

ついでに植え替え

昼、一旦自宅に戻ったが、「こういうところに置いてはいけません」というものがしっかり落下していた。もう少し本気で地震対策をせねばと思わせる年明けとなった。

春までにどこまで

例年のように冬は片付けの季節。他のシーズンにできなくて溜まっている作業を次々と片付けていく必要があるのでそれなりに忙しい。

と言っても、緊急のことは多くない。むしろ、放っておくと後で大変なことになるようなことを見つけて今のうちに対策しておくのが大事だ。

今のところは、一番上のビニールハウスの苗の棚がだいぶ傷んできているのでこの解体と修理。それと、夏の頃から調子が悪いパソコンの更新作業。どちらもそれなりに手間がかかるので今の時期に行なっておくと都合が良い。

年末から徐々に棚の修理はスタートできた。このハウスの棚は10年ぶりぐらいだろうか。丈夫な竹も、手で折れるぐらい傷んでいた。

取り外した竹はストーブの燃料に・・・大変よく燃えてくれる

苗もあるため、いっぺんに全部はできないので、苗の移動→解体→材料の収穫→加工、組み立て→苗の移動

と場所をずらしながら行う必要がある。

これぐらいのスパンを徐々に修理

まあ、いっぺんに作業をしても飽きてくるので、2ヶ月ぐらい使って徐々にするのが良いだろう。特に材料の収穫は天気と睨めっこしながら行う必要があるし。

さて、春までにどこまでできるだろうか。

パソコンも春までに更新できるだろうか・・・。

雪の中のメンテナンス

元旦、夜から降雪の予報が出ていたので、元旦にも関わらず、対策にハウスに出かけた。昨年は雪対策なしで過ごせたのだが、今回はちょっと気になったということもある。

その夜はそれほどでもなかったが、二日の日中は雪が降り続き、米子道も、松江尾道線の山陰側の一部も通行止めとなった。周辺の道路もそれなりに走る車があるので、出かけるには支障はなかったが、こんな時にフラフラと出かけても面倒なことに巻き込まれるのがオチなのでおとなしく自宅でのんびり過ごした。

それでも三日は一応雪の様子を見に出かけることにした。ハウスの周囲は車が通った跡もわずか。犬の散歩の足跡だけが残っていた。

屋根からの雪で多そうに見えるが心配するほどではなかった

雪は、思った通りあまり多くはなく、ビニールハウスの心配をする必要はなかったが、かなり重かったようだ。色々な親木の枝が折れ曲がったり、ローズマリーの一株はペシャンコになっていた。もちろんここで慌ててもどうにもならないので融けるのを待つことにする。

 

今までこれほど潰れたのは稀

井戸水も勢いよく出る。水道管は凍っていないようだ。

秋に試作した屋外で寒さに当てるための棚も異常なし。見回りは一応完了。

昼までしばらくあったが、作業はしない。休憩ハウスの薪ストーブに火をつけて、革製のツールのメンテナンスを行う。毎年、刃物研ぎと一緒に年末にすることが多いが、刃物研ぎだけ終えて年を越したので、今日はゆっくり革の手入れを行う。

一番よく使うハサミケースと、腰袋、ずいぶん酷使したので、革も傷んでいる。保革油を丁寧に薄く塗り広げる。

背にストーブの暖かさを浴びながら、好きな音楽をのんびりと聴きつつの手入れ。こういう時間はいいものだ。

腰袋は内側が表皮なので、クルンとひっくり返して塗っていく。剪定鋏をつい投げ入れるので傷だらけだ。そのうち穴が開きそうだ。

ハサミケースは細かい作りなので丁寧に。寒さで硬くなった保革油をストーブで温めて柔らかくすると塗りやすい。いつも事務所でしていた作業だが、次からもここですると良さそうだ。

ついでにスマホのケースもメンテナンス。こちらもフロントのフラップがずいぶん傷んでいる。冬の間に付け替えておくのも良いかもしれない。

夢中になっていたらあっという間に昼前。革のツールは明日までこのままにして油を馴染ませることにして帰宅することにした。

冬の素人

秋の終わり頃、暇をしていた家族に伸びすぎたティートゥリーの剪定作業を頼んだ。地植えの株だが背が届く程度の高さのものだし、十年以上たつ充実した株なので適当に剪定してもまたしっかり芽を伸ばしてくれるはずだという確信があるから頼めたのだが、実際に作業をしてもらったら、「どうしてこんなところで・・・」という場所で剪定されていてある意味感心してしまった。素人にお願いしたのはこちらなので文句を言う気はないが。

まあ、それでもほったらかしにしたままで冬を迎え、雪でボッキリと折れてしまうことを考えたらはるかにましだ。

素人なんて言ってしまったが、自分も以前親戚の庭にあるシダレヒバをやっつけ仕事で剪定したところ、写真を見せた庭師さんからは「あーあ」と言われたきりなんのコメントももらえなかった。自分だって庭木については専門職から見たら立派な素人だ。

さて、そのティートゥリー、年末も押し迫るこのタイミングでやわらかな新芽を伸ばし始めている。冬になっても比較的暖かい日が続いたせいだろう。せっかく芽を出してもこのあたりでは春までは持たない。冬に対してはこのかたも素人だ。本当に強い種類は落葉したり、地上部をさっさと無くして冬を迎えたり、春までは硬い芽のままじっと動かないものだ。

秋にバッサリ剪定したが、その後伸び続け、新芽どころか花さえ咲かせ始めた

同じようにメキシカンブッシュセイジもこのあたりでは秋の半ばごろから株元に新芽が伸びるが、雪を被るとシワシワに枯れてしまう。もっと暖かいところならこのまま伸びていくかもしれないのだが。もちろん、株が枯れるまでには至らないが、さっさと休眠できないのが、冬の素人なのだろう。